• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

急拡大する中国モバイル位置情報サービス=2012年はユーザー倍増との予測(osschina)

2012年01月05日

■中国モバイル位置情報サービス(地図、ナビ、LBS)ユーザー数レポート■

*当記事はブログ中国マイクロブログ(微博)雑記の2011年12月27日付記事を許可を得て転載したものです。


市場調査会社・易観国際が中国におけるモバイル位置情報サービスのユーザー数データを公表しました。

201120103_写真_中国_マイクロブログ_LBS1

■2012年、LBSのユーザー数は3倍に

今回のレポートでは、モバイル位置情報サービスをLBS(手机移动位置交友、携帯電話モバイル位置情報ソーシャル、グラフの緑部分)のみを指すのではなく、ナビ機能(手机导航、グラフの青部分)やモバイルマップ(手机地图、グラフの黄部分)なども含むものです。それぞれの2011年と2012年末時点の予測ユーザー数を表示しています。

どの市場もユーザー数が2倍強になるであろうと予測されており、特にLBSは0.31億人から0.91億人と約3倍の規模に成長するであろうと予測されています。


■OS別GPS機能採用率、アンドロイドも66.3%が搭載

次のデータはこれらサービスの肝ともいうべきGPS機能の携帯電話採用率を示したものです。

201120103_写真_中国_マイクロブログ_LBS2

表は2011年12月時点に中国で発売されている携帯電話及びスマートフォンを元にしているのですが、「其他智能系统(その他スマート系OS)」までの上5つ、いわゆるスマートフォンではGPS機能搭載率はいずれも50%強から60%強という結果になっています。

一番下にある総合計が全携帯電話に占めるGPS機能搭載率を示しているのですが、26.9%という低い数字になっています。実は発売全機種に占める非スマートフォン系の比率が6割弱と高く、しかもGPS機能搭載率が0.4%と極端に低いことが原因です。

2012年はこれらサービス自体も注目ですが、これらサービスを利用した副次的サービス、混合サービスなどももっともっと展開されていくのでしょうね。今後もスマートフォン+位置情報サービスには注目していきたいと思います。

情報元:易観国際

・関連記事
サービス乱立で今後淘汰か?中国モバイルLBS市場シェア(11年第1四半期)―中国微博情報
LBSユーザー1000万人超に=進む複合サービス展開(11年第2四半期)―中国微博情報
中国人も「ソーシャル疲れ」=実名制導入前に見えていた微博の陰り

*当記事はブログ中国マイクロブログ(微博)雑記の2011年12月27日付記事を許可を得て転載したものです。


トップページへ

コメント欄を開く

ページのトップへ