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「メディアとしてのマイクロブログ」を目指す捜狐、著作権保護公約を発表(osschina)

2012年01月04日

■捜狐微博、原文ツイート保護を目的とした版権維持公約を2012年1月1日から実行へ■

*当記事はブログ中国マイクロブログ(微博)雑記の2011年12月31日付記事を許可を得て転載したものです。


Xian Kiosk
Xian Kiosk / jimnjodys


捜狐微博が2012年1月1日から『捜狐微博版権維持公約』を実施すると発表しました。同公約は12月30日に北京で行われた捜狐微博ユーザー年次会で発表されたもの。原文ツイートのテキストや写真、動画などの版権を維持することなど8カ条をユーザーに約束するという内容です。

中国では、3月11日に起こった日本の大地震や7月に国内で起こった高速鉄道事故などの事件で、微博(マイクロブログ)を通じたリアルタイムな情報発信が行われています。すでに一大メディアと化した観がありますが、その一方でオリジナル発表者の写真や動画が勝手に使われるなどの版権侵害が多々発生していたのも事実です。

捜狐微博は新浪微博や腾讯微博との差別化として、「媒体(メディア)としての微博」という特色をより強く掲げていこうとしているので、「版権維持には注力していく、またはその姿勢を見せていく」ということなのでしょうね。ただし、全てのユーザーが対象なのか、メディア機関や著名人、作家など対象を絞るのかなどがはっきりと明記されていないこと、実効力に疑問を持つ意見などもあり、今後も注視が必要なようです。

情報元:IT商業新聞網21CN

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*当記事はブログ中国マイクロブログ(微博)雑記の2011年12月31日付記事を許可を得て転載したものです。


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