中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2012年01月06日
米国に改革開放を促すべきだ
2011年、私たちに与えられた最大の気づきは、世界が米国に改革開放を促し、手助けする時期がやってきたということだ。
米国に改革開放させるべきというのは、この10年近くもの間、多くの有識者たちがともに声をあげてきた話である。しかし米国は枝葉の問題で痛くもかゆくもない改革をやっているばかりで、原則的な重大問題については何もしようとはしていない。
私たちは米国をはじめとする西側諸国が新興国に改革開放を求める声に聞き飽きている。新興国は真剣に深刻かつ有効な改革開放を進めてきた。ところが私たちがどれほど改革しようとも、どれほど開放しようとも、西側が変更し続ける基準を満たすことはできない。
これらすべてを生み出した原因は、欧米諸国が中国のような改革をしてこなかったことにある。ゆえに双方の視点は永遠に一致することができなかったのだ。私たちは新たな1年において、米国が必要な改革開放を進めるのを助けるべきだ。なぜならば、これは同国の未来だけではなく、世界の前途に関わる問題だからだ。
(W杯予選でまたも敗退した)中国サッカー代表が「FCバルセロナにトータルサッカー導入を促すべきだ」という内容のコラムを執筆
(カビ毒問題で話題の)蒙牛、「欧米乳業に有毒添加剤を排除せよと促すべきだ」と声明
(旧正月の民族大移動をさばけない)中国鉄道部、「クリスマス期間に全国民が順当に帰郷できるよう、西側諸国に促すべきだ」と発言
(9人乗りの車に64人を詰め込んだ幼稚園送迎車の交通事故が問題となった)中国教育部、「米国にスクールバスの定員超過を許すなと促すべきだ」と声明。
(1)二大政党制、やめろ
イラク戦争開戦という判断ミスをするわ、経済危機対策でもめるわ、ろくなもんじゃねぇ
→中国共産党の一党独裁の勝利?!
(2)思想と言論に本当の自由を
米国の新聞って中国は批判するくせに自国を批判する文章は載ってないじゃん。「民主主義国では過去の国家元首が裁判にかけられることもある」だって?ダメ元首を選ぶ民主選挙の失敗だろ、それって。
→選挙がない中国はイイ!
(3)思想を開放せよ
米国の入国審査厳しすぎ!ちょっと受け答え間違えると徹底的にチェックされるじゃん。ソ連かっつーの。それから、人権の押しつけやめろ!時代に合わせて人権なんつーのは変わるもんなんだよ。中国を見習って清濁併せ吞め。
→中国への人権批判、うざい。
(4)金融の開放を
正しく銀行業だけやっていればサブプライム危機なんか起きないのよ。銀行という名の金融企業に変えちゃったのが失敗でしょ。元に戻せ。それから、外資にも米国の銀行を買収させろよな。
→米国の銀行、買いたいです。*青字はChinanewsの超要約。
「欧米はノーベル平和賞を使って中国に嫌がらせしてくる。だったら、こっちは孔子平和賞で対抗だ!」
「欧米は改革しろ、改革しろ、うざい。だったら、こっちも同じことを言い返してやる。」