■カーラチャクラ・マンダラの仏神を招くチャム■ *当記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の許可を得て転載したものです。

■チベットの宗教舞踏・チャム
今日はカーラチャクラ会場で法王を導師としてチャムが行われた。
チャム(チベットの宗教舞踏)にもいろいろあるが、今回のはカーラチャクラの砂マンダラも完成し、明日から灌頂が始まるというので、その前に場を清め、障害を取り除く目的が一つ。また、カーラチャクラの仏神たちを魅惑して招来することがもう一つの目的。

踊る者たちは仏神への供養を担う神々に変身して舞を舞う。それを導く法王は観想(瞑想)の力で魔を追い払い、神々やその他の存在を招来する。
今日は北京在住のチベット人作家・唯色(ウーセル)さんの要望に従い、チャムの写真をふんだんに紹介したい。ムードラ(手印)の意味が分る人はそれも楽しんでほしい。
仏神を招くには、僧侶たちによるチャムに加えて、人々も喜びの歌舞を披露し神々に注目して貰う必要がある。写真はダラムサラのドラマスクールのメンバーだが、彼女たちの後にも様々な地域の人たちが地方色豊かな歌と踊りを披露した。

おなじみタワン・モン族の人々

西チベット、トゥ・ンガリの人々。

ンガリのイケメン

モンのゼマ(美人)

歌って踊るモンのゼマ
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