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2012年01月11日
ブッダガヤでは今日2012年1月9日午後から、いよいよカーラチャクラ灌頂が始まった。今日は準備の日であり、法王が無上ヨガタントラの原理について説明し、参加者にまず仏教徒の戒、続いて菩薩戒を授けられた。最後に今夜寝床の下に敷いて朝方の夢を占うためのクシャ草とお守りの赤い紐(スンドゥ)が配られた。
会場に入場され、まず説法を行う玉座に対し3度五体投地する法王。これは仏法に対し敬意を示すためである。
今日も法王を中心に写真を沢山掲載する。
玉座の上に立ち上がり参加者に手を降る法王。
同じく壇上から
今日のリチャード
ゲルク派のトップ、ガンデンティパ、リゾン・リンポチェ
カルマパ、ウゲン・ティンレー・ドルジェ
祈る亡命政府首相ロプサン・センゲ氏
上のタンカはブッダ・シャカムニとナーガールジュナ
上にはインドの所謂ナーランダの賢者たちが並ぶ。
特別の施主たちが様々な特別の供養物を捧げる。マンダラ供養の一部。
わたくしが今回、朝から晩まで詰めているプレスセンター。遅いがへたにネットが通じる故にティーチングをまともに聞けない悲しさ。
会場の周りには至る所に溢れた人たちが大勢座り込んで、スピーカーから流れる法王の声に耳傾けている。参加者はすでに20万人をゆうに越えたらしい。
会場の外には様々なニンジェな乞食を見かける。
最後に夢占い用に今夜寝床の下と枕の下に敷くクッシャ草を貰い今日の灌頂準備の教えが終った。
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*本記事は2012年1月9日付ブログ「チベットNOW@ルンタ」を許可を得て転載したものです。