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2012年01月17日
中国情報メディア・FMNが今回の炎上事件に関する記事を寄稿してくれた。
炎上のきっかけとなったのは、
百度貼吧の「日本の家」 に書き込まれた一つの書き込み。
「我に「日本の家」の精鋭1万人を与えよ、6時間で周恩来の遺体を掘り出し、日本に持っていって1万人にタンを吐きかけさせる」というタイトルだ。なぜ毛沢東ではなく、周恩来なのか。毛沢東だと「日本人に頼まずとも俺がタンを吐いてやる」という人が多すぎるのが問題なのだろうか。
ともあれ、この書き込みが
糞青たちの怒りを呼んだ。
糞青たちは「日本の家」に荒し書き込みを連発したほか、「AKB」板など日本関連の掲示板を攻撃。タイトルに「日」という漢字が入っているだけで日本とは無関係のコミュニティ、さらにはドイツのロックバンド「トキオ・ホテル」のコミュニティまで荒らされている。
「日本人は許せない」「日本にしっぽを振る奴らは許せない」ということだろうが、最初に「周恩来云々」と書き込んだネット民の書き込み履歴を見ると、常日頃から糞青を煽る書き込みを楽しんでいる困った人物のよう。「日本の家」「AKB板」の住民など、とばっちりを受けた人たちがかわいそうで仕方がないが……。
日本も日本に興味のある中国人も関係なく、「煽り役」と「煽られ役」が勝手に盛り上がって炎上事件を作り出す。まあ日本ネット界でもありそうな構造ではある。よくある話といってしまえばそれまでだが、複数のコミュニティが被害を受けただけに、そこそこ話題となっているようだ。
■FMNとは?
自曲新聞(FREE MORE NEWS)は、 TwitterやFACEBOOKを活用してニュース・キュレーションサービスを提供している中国関係の体制外メディア。独自レポート、独自リポートも発表するほか、海外メディアの取材コーディネートなども手がけている。現在は中国語と英語でサービスを提供しているが、日本語での展開も検討中。
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