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日本のオタクは生き血をささげて萌えグッズ獲得?!コミケの献血に驚く中国人オタク(百元)

2012年01月21日

■中国オタク「日本のオタクは金だけでなく自らの生血も捧げるらしい」■

*本記事はブログ「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2012年1月5日付記事を許可を得て転載したものです。 


■コミケ81、中国人オタクの話題は「献血」

ありがたいことに先日の冬コミへの反応についての質問をいただいておりますので、今回はそれについて。

しかし実は私、昨年末は風邪をこじらしてしまったので冬コミへ行けませんでした……。そんな訳で今回の冬コミがどんな感じだったかは人伝にしか知らないのですが、とりあえず中国オタクの反応を調べてみた所、コミケで行われた「ポスターがもらえる献血」についての反応がわりと多いような感じでした。
(関連リンク:コンテンツエージェント株式会社コミックマーケット関連事業/献血イベント事務局コミックマーケット81 献血応援イベント(赤十字社)コミケ81:献血すると「ぎゃる☆がん」などのポスター5枚プレゼント (まんたんウェブ)

20120120_写真_コミケ_献血_中国人オタク
*画像はコンテンツエージェント株式会社コミックマーケット関連事業/献血イベント事務局ウェブサイト。献血景品ポスターのサンプル。

■中国人オタクの反応

それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳になります。

日本の赤十字がオタクを対象に、献血したらポスターを配布する活動を、コミケで行ったらしい……!日本のオタクは金だけでなく自らの生血も捧げるらしい。

いや、これはもう……てか400mlも献血して、コミケで戦えるのか?

献血1回につきポスター1枚で、5枚をコンプリートするまでやるとなると大変なことになるな。日本のオタクの命知らずさを改めて実感した。

日本は献血とオタクの組み合わせって案外多いような?確か秋葉原には初音ミクと献血の組み合わせの所があるって話だったし。

うわぁ。エロで精を吸い取るとかいうのはネタにしていたが、実際に吸血とかになると引くわ。

400mlを5回で2Lって、おい!んで、下手したらもらえるポスターがランダムで更に多くの回数を行わねばならなくなったりするんだろうか?

自分もこういうことを考えたことはあるけど、実際にアイデアが通って実行されてしまうというのは信じられん

コミケ期間中だと3日、その間に合計2Lとか絶対に死人出るだろ。オタクの情熱は無限かもしれないが、血液は物理的なものだから無限じゃないぞ……。

400ml献血したらかなり間を置かないと献血できないんじゃないか?コミケ期間中に連続ってのは許可されないと思うし、1発勝負の戦いになるのか。まさに自らの血を賭けた戦い!

さすがに5枚セットじゃね?でもオタクの血液ってちゃんと使えるんだろうか?

最近は病気も多いし、3次元での性的な接触が少ないオタクの方が安全なんじゃないの?

俺が前に400ml献血した時の話だと確か半年くらいは間を置いた方がいいっていうことだった。あとその時もらえたのはプリペイドカードだったから、こういうポスターはちょっと良いと思ってしまうぜ。

日本の赤十字は様々な意味で本当にスゴイ!

日本の赤十字の取り組みは面白いね。あとこういうネタを通せるってことは献血についての民間への態度も良いんだろう。ウチの国の赤十字ときたら……。

日本のオタクはこうやって身体と愛を鍛えるのか!

献血でオタクアイテムか……もしや、そのうち臓器でオタクアイテムなんてことが出現しちゃったりして……

1回400mlは多いな。連続でやれるもんじゃないし、コミケで疲労しているときにやるのは厳しそうだ。

まさかTYPE-MOONのポスターまであるなんて!日本の赤十字はなんて恐ろしい所なんだ!俺も献血しに行きたくなってしまうじゃないか!!

日本ではオタクが経済的な方面だけでなく、社会的な方面まで貢献することになってしまうとは。

ちょっとした生命の危機は感じるが、これ行ってみようかな。ウチの国ではこういったお得なモノはないだろうし。でも400mlも献血したらその後の日本旅行のスケジュールに支障が出そうだから迷うわ。

確か日本の献血は海外に出た場合、帰国後1か月経たないとできないぞ。だから日本国外に居住している外国人の俺たちが冬コミに行った時に献血とかは無理だ。

こういうのが続くようだと、日本のオタクは文字通り干からびてしまうのではないだろうか?

正直、非常に面白い試みだと思う。私はちょっと前に400ml献血やってきたんだけど、こういうのがあったらどれほど嬉しかったか。

日本でオタクをやるのって大変なんだなぁ。

そうか、鷲巣麻雀の続きはここで行われていたのか。

とまぁ、こんな感じで。ドン引きしている反応が多くみられましたが、中には献血でポスターがもらえるならそれはそれでアリだと考えるのもいるようでした。

中国では献血に関して「ボランティア」「社会のためにやるべき」といった意識が強いので、こういった景品を前に出したキャンペーンに対しては日本よりも拒否感が強いように思えます。

中国では災害のときの個人の援助活動として、募金の次くらいに献血がクローズアップされたりしますし、ある種の「高潔なボランティア」といった扱いになっています。この辺については中国の献血事情が日本以上に難しいものになっているという背景もあるのですが、それだけに無償の献血は高潔なものと位置付けられています。

そういったことからコミケの献血に対して、「オタクグッズ目的で献血をやってもいいのか」「オタクグッズで釣って献血を募集してもいいのか」といった考えが出てきてかなりひいてしまったりもするようですね。

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