■産経さんのスクープ?それとも飛ばし記事?■
*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2012年1月26日付記事を許可を得て転載したものです。

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■食事も喉を通らないくらいに四川省カンゼでの暴動について、アメリカは「次期さまが2月にアメリカ来た時の話のタネにしてやる」と待ち構えている模様。(
日本経済新聞)
■相手が嫌がることをやる外交
イギリス外務省のブラウン次長も、アメリカに続いて「事件の詳細を公表し、チベット人の不満の解消に努力すべき」とコメントを発表。(
BBC中文網)
■情けない
日本外務省は、この手の話題は完全スルーの模様。
■スクープか飛ばしか
産経新聞が、「北京郊外の高速増殖炉の開発実験炉で2011年10月に事故が起き、現在も停まっているらしい」という日本原子力機構関係者の情報を記事にした模様。(
MSN産経)
■江沢民死去の時はスルーしたくせに
中国原子力科学研究所の万鋼院長は、中央網絡電視台の取材を受けて産経の記事に対して「実験は2011年の7月に終わって、今は冷温停止の状況にある。10月に稼働なんかしとらんし、中央制御室にベッド持ち込んでいるとか、言いがかりも甚だしい」と完全否定のご様子。(
多維新聞)
■悪いのは産経です
日本原子力機構は広報部長の名前で「未確認の情報が報道関係者に伝達されたことは誠に遺憾」と声明を発表。情報自体はあったみたいですね。(
原子力機構のプレスリリース)
■アンタは50、嫁は45