■VPON社、2011年中国LBS広告市場レポートを発表 2級都市以下での増長率が顕著に■*本記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の2012年2月2日付記事を許可を得て転載したものです。
■2011年のLBS広告
レポートの方に目を移すと、2011年における月ごとの広告表示回数も右肩上がりに成長しており、2011年平均では66.75%の増加を遂げているとのことが分かります。

右側の図は地域を全体(右側濃いオレンジ)と2級都市以下(左側薄いオレンジ)に分け、2級以下の都市が全体に占める割合を示したものですが、こちらでは2級都市以下でのLBS広告比率が年初1月の21%から年末12月の58%まで月ごとに上昇してきていることがわかります。
■地域別割合
下図はLBS広告表示の地域別割合です。
やはり上海市、北京市、広東省といった大都市圏が中心となっているのと、東側沿岸部が高い比率を占めているようです。
上海市、北京市、深セン、広州ではどの地点でのLBS広告表示が多いかというデータもありました。
■業種別
次は業種別のLBS広告利用状況です。
飲食業がトップで25%の比率を占めており、銀行・金融が16%、日用品類が15%、小売と自動車関連が14%という形で続いていきます。
折れ線グラフの上はAndroid端末、下はiPhone端末。それぞれのクリック率(CTR)を表したものですが、どの業界でもAndroid端末でのクリック率が高い傾向にあるようです。
■LBSアプリのカテゴリー
最後はどういった種類のアプリケーションからの表示が多いかという統計です。
トップはモバイルゲームからで20.1%のシェアを占め、ナビゲーション系のアプリが14.3%、ニュース系アプリが13.2%といった感じで続いています。