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【チベット発砲事件】ダンゴ・セルタの現状=中国当局の情報封鎖とそのすき間から聞こえる現状

2012年02月05日

■隠されたダンゴで逮捕と拷問■

*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年2月4日付記事を許可を得て転載したものです。


Tibet - Lhasa
Tibet - Lhasa / Goran (Kartlasarn)

■中国当局が築いた「壁」


焼身抗議と抗議デモ、そして中国当局による発砲事件で混乱が続いている。ダンゴ(四川省カンゼ・チベット族自治州ダンゴ県)やセルタ(四川省カンゼ・チベット族自治州セルタ県)では情報網と交通網が遮断され、真実は壁の中に隠されている。

それでも、何とか「壁」から抜け出したチベット人が、厳しい弾圧の現状を伝えている。3日付TibetExpres、4日付TibetTimesが、複数の情報源から集めた状況を整理して報道している。この2つの記事を参照してダンゴの現状をご紹介する。


■ダンゴの現状

ダンゴでは抗議デモの参加者が次々逮捕され、拷問を受けている。武装警官隊の発砲により負傷した人たちも逮捕され、動くことができる者は極寒の山に逃げ込んでいるという。ダンゴには大部隊が投入され、デモ参加者のほとんどはすでに逮捕された。デモに参加しなかったチベット人も頭に黒い鉢巻きをした武装警官により逮捕されている。

ダンゴ僧院とザンガン僧院で行われた被弾死亡のユンテンに対する法要に参加しようと付近の村々から僧院に向かったチベット人たちも途中で制止され、暴力を受けた。

被弾し負傷したチベット人の数は60人に上ると言われるが、そのうち半数はすでに逮捕された。他の者は山に逃げた。この数日間に逮捕された者たちは県の裁判所の中庭に集められ、裸にされ殴られているのが目撃されている。

街にはチベット人の姿はほとんど見られず、中国人ばかりが出歩いているという。県当局関係者が明かしたところによれば、すでに400人のチベット人が逮捕されたという(TibetExpressでは「これからさらに400人が逮捕されるであろう」)。


■ セルタの現状

セルタでもデモ参加者の逮捕が続いているという報告がある。報告は入っていないが、同じく封鎖されているザムタンでも撮影された、写真やビデオを基にデモ参加者の逮捕が行われていると思われる。また、逮捕された者たちがリンチされていることも間違いないと思う。

現地ではチベット人の移動や商業活動がほぼ完全に停止され、その代わり中国人たちの数が増え商業活動などを行っているという。当局の厳しいチベット人に対する弾圧と差別を目の当たりにしてチベット人たちの中国当局や中国人に対する怒りは益々高まっていると報告される。

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*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年2月4日付記事を許可を得て転載したものです。

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