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あどけない少女の焼身抗議、18歳尼僧が死亡=23人目の犠牲(tonbani)

2012年02月13日

■焼身抗議続く 11日夕方18歳の尼僧 23人目■

*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年2月12日付記事を許可を得て転載したものです。


2012年2月11日、ンガバ(四川省アバ・チベット族自治州)で、18歳の尼僧テンジン・チュドゥンが焼身抗議した。以下、ダラムサラ・キルティ僧院の僧侶ロプサン・イェシェ、カニャック・ツェリンによるメール報告をご紹介する。


■キルティ僧院の報告

20120213_写真_チベット_焼身抗議1
*写真はテンジン・チュドゥン。キルティ僧院発表。

2月11日午後6時頃(現地時間)、ンガバのマミー尼僧院の尼僧テンジン・チュドゥン(18歳)が、中国政府に抗議するスローガンを叫びながら焼身した。場所は尼僧院下の橋に続く三叉路でのことだった。彼女はンガバ県ラルワ郷のドシ・ケルギェム家の出身。父ロペ、母ツェポの娘。

現場にはすぐに軍人と警官が集まり、彼女をバルカム方面に連れ去った。その場では死亡していないと思われると報告される。その後、尼僧院は包囲され中の状況は一切伝わっていない。

幼少時、彼女はチャ郷の小学校に3年通い、その後マミー尼僧院の尼僧となった。家族は12人おり、4人兄弟の内最年長。彼女は寡黙で戒律をよく守り、勉強に打ち込むタイプだった。尼僧院でも優秀な成績を修めていた。頭もよく勇敢でもあったという。

マミー尼僧院の正式名はデチェン・チュコルリ。ンガバ市内から3キロ離れた丘の上にある。地区最大の尼僧院で現在350人の尼僧が所属する。2011年10月17日には、同じ尼僧院のテンジン・ワンモが焼身抗議を行い、その場で死亡している。

2008年にはマミー尼僧院の尼僧たちは、ダライ・ラマ法王の写真を掲げ、ンガバ市街地に向かって抗議行進を行った。その結果多くの尼僧が逮捕され、何人かは懲役刑を受けている。


■23人の焼身抗議

テンジン・チュドゥンの焼身で、チベット本土における焼身抗議者は23人となった。尼僧は3人目。ンガバだけで14人が焼身している。今年に入ってだけでもすでに10人。焼身抗議事件が起きる間隔が狭まっているような気がして恐ろしい。

追記:
12日朝、ダラムサラ・キルティ僧院に入った情報によれば、テンジン・チュドゥンはバルカムの病院で死亡したという。家族はバルカムの病院に到着したが、遺体はまだ家族に返されていない。

追記2:
これまでの焼身抗議者写真リスト(Patrick Bonnassieux作成)

20120213_写真_チベット_焼身抗議2
 

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