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【速報】チベット・ンガバ州で焼身抗議=18歳青年が死亡(tonbani)

2012年02月19日

■<速報>再び今日、18歳の青年がザムタンで焼身抗議、その場で死亡■

*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年2月19日付記事を許可を得て転載したものです。 



2012年2月19日正午頃(現地時間)、18歳のチベット人青年・ナドルが焼身抗議を行い死亡した。場所はアムドのンガバ州(四川省アバ・チベット族チャン族自治州)ザムタン(壤塘)県バルマ郷にあるザムタン・チョナン僧院の傍らだったという。TibetTimesを参照した。

ナドルはバルマ・ユルツォ郷チュゼツォワ村の出身。父はチェンシック、母はニンモ。焼身後、駆けつけた警官が遺体を持ちさろうとしたが、チョナン僧院の僧侶らも多数駆けつけ遺体を取り返した。遺体は現在、僧院に安置され、ポアの儀式と追悼会が行われているという。
(ポアとは、死者の意識を良き転生に導くための儀式) 

確認されているチベット本土の焼身抗議者はこれで23人。うち15人が死亡。ザムタン県バルマ郷では1月26日に抗議デモに当局が発砲したことによりウゲン(20歳)が死亡している。
(関連記事:【ザムタン発砲事件】僧侶1000人が犠牲者の追悼会=チョナン派が抗議デモ―チベット(tonbani)

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*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年2月19日付記事を許可を得て転載したものです。

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