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中国マイクロブログに慈善サービス「微公益」が登場=ゲーミフィケーション的システムも採用(osschina)

2012年02月21日

■ボランティア、義援金もウェイボで 『微公益』がテストを開始■

*本記事はブログ中国マイクロブログ(微博)雑記の2012年2月21日付記事を許可を得て転載したものです。


■マイクロブログで義援金が送れる新サービス

中国マイクロブログ大手・新浪微博(ウェイボー)が、微博上でボランティアや義援金送付などの支援ができる新サービス『微公益』のテスト版を公開しました。

20120221_写真_中国_微博_新浪_1

サイトを見ると、支援を必要としているプロジェクト一覧が確認できます。例えば下図は寧夏海賊自治区固原市の貧困小学生144名に文具やスポーツ用品を寄付するために義援金を募っているプロジェクトです。

20120221_写真_中国_微博_新浪_2

プロジェクトの紹介ページには概要とともに目標金額(固原市のプロジェクトの場合、1万5400元=約18万5000円)と、すでに集まった金額(同8047元=約9万6600円)が表示されています。

『我要捐助』と書かれた緑色のボタンをクリックすると、支払い画面に進みます。現在は匿名での登録はできない仕組みです。


■マイクロブログ義援金とゲーミフィケーション

20120221_写真_中国_微博_新浪_3
*ポイント獲得の仕組み。

お金や物品を送ることで「愛心積分」というポイントを獲得することができます。1000元(約1万2000円)支払った場合、「10(基本ポイント)+100(金額の10分の1)+4(寄付した結果を微博でつぶやくと獲得)」で114点獲得できます。またプロジェクトについて転送(リツイート)したり、ボランティア活動に参加することで2点を獲得できます。

ポイントを獲得した人はトップページの「公益動態」に表示されるほか、高得点者は「愛心排行榜」というランキングに表示されます。日本でも話題のゲーミフィケーション的な仕組みを取り入れています。

こうした活動は本人確認や冷やかし対応など難しい部分も多々あるとは思いますが、微博を初めとしたソーシャルメディアとは非常に相性が良いのではないかと思います。 今後も注視すると共にアップデート情報などを追いかけていきたい取り組みです。

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*本記事はブログ中国マイクロブログ(微博)雑記の2012年2月21日付記事を許可を得て転載したものです。

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