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【中国斜め読み】空港のぼったくりラーメン=女子の切実な問題に取り組む「オキュパイ男子トイレ運動」(ujc)

2012年02月21日

*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2012年2月20日付記事を許可を得て転載したものです。


The school toilet
The school toilet / Sustainable sanitation

■李克強あたりが……

重慶がらみの大型人事情報が、十八大(習近平の総書記就任が予定されている第18回中国共産党全国代表大会)前なのに出回っている模様。

重慶市党委書記・薄煕来⇒周強(湖南省党委書記、団派)

湖南省党委書記・周強⇒徐守盛(湖南省省長)

湖南省代理省長・徐守盛⇒馬正其(重慶市常務副市長、団派)

重慶市組織部長・葛慧君(浙江省副省長、団派)

浙江省副省長・呉政隆(重慶市万州区委書記)

重慶市常務副市長・翁傑明(重慶市統戦部長、団派)

普通こういう玉突き大型人事は十八大一中全会で指導部人事が終わってから発生するものなのですが、既に薄煕来失脚後の絵を描いている人がいるってことでしょうかねえ。



■究極の三択

気になる薄煕来の将来は、

1:何とか切り抜け、このまま常務委員へGo!
2:陳希同や陳良宇のように、牢屋で一生を終える
3:ウイグルでやらかした王楽泉と同じく、政治局留任も引退まで干されるパターン

のいずれからしい。



■まるで生中継のディレイ放送のような

2月18日、薄煕来は重慶で全人代常務副委員長兼民権主席の陳昌智と会っていた模様。20日になって報じられました。最近、薄煕来の動向は翌々日にならないと報道されないのですが……。



■なんやって!?

そんなどさくさに紛れて、邰展という江沢民の甥(義理の妹の子)が、重慶市の副秘書長に就任している模様。



■こっちもただ事じゃない

「双規」(汚職容疑での高官拘束)された谷俊山・総後勤部副部長。当初、軍規律検査院(トップは徐才厚上将)が「お咎めなし」の判断をしたものの、劉源と廖錫龍・軍後勤部部長により直接の証拠が胡錦濤&習近平に提出され、二人の指示により拘束と相成った模様。



■オイラにゃその食べ合わせがわかんないよ

ウルムチ空港で昼ご飯を食べようとしたところ、牛肉面とミルクティーで380元(約4500円)支払いさせられた人がネットでぶち切れ、思わず新聞記者も食いついた模様。

(北京晨報)


■昔むかし、「オバタリアン」いう人種がありまして……

広州市越秀公園の公衆トイレにて、女子大学生数名が「オキュパイ男子トイレ運動」(オキュパイ・ウォールストリートからもじったタイトル)を展開。トイレ前にプラカードを掲げ、女性を男用トイレに案内するというものです。「なんで女性トイレだけいっつも混雑すんねん、数増やせ」という主張らしい。

男性同胞への一通の手紙

落ち着いて下さい。ビックリしないで下さいな。私達は「女暴徒」じゃありません。今回、男性トイレを占用しているのは、カネのためでもなければ、欲情したわけでもありません。私達はただ、多くの女性が困っている問題を助けて欲しいだけなんです。

あなたたち男性がトイレに入る時、となりの女性トイレにどれくらい列ができているか注意してみたことはありますか?あなたが女性とデートした時、『なんで女ってのはこんなにトイレが長いんだ?』って思ったことはありませんか?ほとんどのトイレが男女同じ数なのに、なぜ女性トイレだけいつも列ができるのはなぜですか?

事実はこうです。一般的に男女のトイレの数は同じでも、男性側には小便用の便器がたくさんあります。ですから、女性と比べると倍の人が利用できるのです。また一方で、女性は服をはだけてしゃがむ、平均して男性の2倍の時間がかかります。他にも、子供連れの母親がトイレに入る、妊娠中や生理中の女性が利用することで、トイレの使用時間はそれだけ長くなります。トイレが利用しにくいのだったら、我慢したらいいじゃない、と思うでしょうが、長時間排尿を我慢することは、膀胱炎や腎臓病につながり、ひどい場合は尿中毒にいたるのです。あなたの大切な家族がもしそのような状態で、そして女性トイレに長い列ができていたら、あなたは何ができるでしょうか?

あなたにお願いしたいのは、もし並んでいる女性が見知らぬ人でも、付き合いたての彼氏のような感じで先にトイレを使わせてあげてほしいのです。具体的にはこうするんだと、私たちはいまここでお手本を見せているのです。

こんな臨時の策以外にも、根本的な解決をすべく、私達は以下のことを要求しています。

1:政府は公衆トイレの女性の数を増やし、少なくとも1:2の比率になるように法律を定めること。
2:性別や障害の有無にかかわらない「誰でもトイレ」を、デパートや病院、公園、駅などに設置すること。

あなたも近くにも、あなたの助けが必要な女性がいるのです。そんな大切な人のために、私達と一緒に行動しましょう!!」


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