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【未確定情報】僧院に「焼身予告」=言葉通り若者1人が焼身抗議、死亡(tonbani)

2012年02月27日

【未確定情報】<速報>昨日カム、デルゲで若者1人が焼身抗議 死亡■

*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年2月27日付記事を許可を得て転載したものです。


Tibet
Tibet / moniqca

*追記:焼身抗議について報じたTibetTimesが「確認がとれないため、記事公開を一時中止」しています。現在、事件について確認作業中です。ご迷惑をおかけいたしました。

■チベット人青年の焼身抗議

2012年2月26日、カム地方デルゲ(四川省カンゼ・チベット族自治州徳格県)で、チベット人青年が焼身抗議し、死亡した。27日付TibetTimesが伝えた。

27日朝、ダラムサラ在住のデルゲ出身者がTibetTimesに伝えたところによれば、26日、デルゲから北東に100キロほど離れたボントク郷(温拖郷)リンツァン・リンチェンリン村(グーグルマップ)の村役場前で、1人の若者が「ダライ・ラマ法王をチベットにお迎えしよう!」と叫びながら焼身し、その場で死亡した。現在、現地には厳戒態勢が敷かれ、情報が遮断されている。抗議者の名前や年齢など詳細は不明。


■僧院に焼身抗議予告 

リンツァン・リンチェンリン村はボンタク郷から15キロ程離れた、約80世帯が暮らす小さな村だという。

同村にはリンツァン・ツァツァ僧院という僧侶約300名を擁するカギュ派僧院がある。チベット暦の正月(22日)、僧院内で張り紙が見つかった。「チベットには自由がない。故に多くのチベット人たちが焼身抗議を行っている。ダライ・ラマ法王をチベットにお迎えすべきだ。焼身抗議者たちへの連帯を示すために正月1日に焼身抗議を行う」と書かれていた。

張り紙が見つかった後、県警察と武装警官隊が村に乗り込み、僧院は厳重な警戒下にあったという。

確認された焼身抗議者の数はこれで24人目となる。うち確認されている死亡者は16人。2月8日にンガバで焼身したリクジン・ドルジェだが、FreeTibetが「21日に死亡」と発表している。ただし他のメディアはこの情報を確認していないので、死亡者数には入れていない。

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*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年2月27日付記事を許可を得て転載したものです。

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