*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2012年2月27日付記事を許可を得て転載したものです。
■今さらジロー
薄煕来が重慶市党委常務委員会議を開催。2007年に胡錦濤が当時の重慶市トップ・汪洋に対して出した重要指針の「3つの地位、1つの目標、4つの任務」(通称314総体部署)を持ち出して来て、「これを総体的な綱領にし、改革を深め、開放を広げ、重慶の科学発展に邁進しよう。」などと一席ぶった模様。
ちなみに薄煕来さんは、就任の最初こそ「総書記が提示した314総体部署を徹底することが、私の任務の最重要事項です!」などと言っていたものの、その後は「打黒」「唱紅」そして最近は「共同富裕」と、好き勝手していたのはご存知の通り。
■多維が大人げない件について
そんな薄煕来さんの命運を握る王立軍事件について、聯合早報が「習近平が間に入り、王立軍を精神病として処理、薄煕来は常務委員の目はほぼなくなるものの、重慶の功績があるから地位は保全される」という見立てをしている模様。
ちなみに多維によると、聯合早報は早くから重慶日報と提携して「重慶チャンネル」を開設するなど「薄煕来推し」が激しく、シンガポール資本の重慶投資にも一役買った存在とのこと。
■気がつけば
地方の両会(人民代表大会&政治協商会議)が全て終了し、残るは3月から開催される全国兩会だけになってしまいました。
■相変わらず外地人には厳しい
北京で開かれるその両会に向けて、北京市内では早速北京外から入っている車の規制や、危険物搭載車両の進入禁止などの警戒態勢がとられている模様。
■一体何に警戒しているというのか
重慶市代表団の皆様には、人民大会堂に隣接した北京人民大会堂賓館があてがわれ、なおかつ武警の護衛付きというスペシャルな待遇が用意されている模様(笑)。
■正直な若者たちだこと
*紅音ほたるの新浪微博。華中師範大学の彭暁輝教授が特別講師に元AV女優・紅音ほたるを招聘しようとしている件について、地元・荊楚網のネットアンケートに2万人が回答。
40%・・・先生頑張れ!これはきちんとした学術交流だ!!
30%・・・まあ大学に期待しておきましょう
30%・・・ダメ。彼女の職業と学業は適合しない
と7割が前向きだった模様。なお、続いての質問「もし紅音ほたるが本当に来たら、授業を聞きにいきますか?」に対しては半数以上が「絶対行く!かぶりつきで聴く!!」と答えた模様。