• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

【速報】学生が焼身抗議か、その場で死亡=祈りをささげるため広場に集まる人々(tonbani)

2012年03月17日

■<速報>レゴンで学生が焼身抗議 死亡 30人目■

*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年3月17日付記事を、許可を得て転載したものです。


Tibet Mount Everest
Tibet Mount Everest / Goran (Kartlasarn)

2012年3月17日午前9時半ごろ(現地時間)、アムド地方レゴン(レプゴン、青海省黄南チベット族自治州同仁県)マロ地区で、学生らしきチベット人が中国政府に対する抗議の焼身を行い、その場で死亡した。なお抗議者の性別、年齢、氏名などについて詳細はいまだに伝えられていない。 17日付TibetTimesが伝えた。

焼身事件が伝えられた後、僧侶や一般のチベット人がロンボ僧院前のドルマ広場に集まり、祈祷したという。また生徒や住民が中国政府に対する抗議のスローガンを叫んでいると伝えられている。

ダラムサラ在住のレゴン出身のチベット人が、インド時間午前8時ごろレゴンに電話をかけたところ、ちょうどこの事件の直後だったという。彼は次のようにコメントしている

「焼身したチベット人は学校の生徒だと聞くが、どの学校なのか。また名前や年齢、性別は分からないとのこと。ただ焼身後すぐに死亡したということは確かだと言っていた」

「電話越しにスローガンを叫ぶ声が聞こえて来た。学校生徒や近隣のチベット人が集まり、遺体を担いでロンボ僧院に向かっているという」

「相手は盗聴を恐がり、はっきりとは話さなかったし、途中で電話が切れた。何度も掛け直したが、全く通じなくなった。自分の家族や友人に掛けたが、全く通じない」

関連記事:
「中国政府は弾圧ではなく対話で問題の解決を」チベット亡命政府外相の記者会見(tonbani)
発砲事件の波紋、抗議活動相次ぐ=2008年以来最悪の状況となったチベット情勢(tonbani)
チベット人の抗議デモと発砲事件=セルタ、タンゴ、ンガバの現状(tonbani)

*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年3月17日付記事を、許可を得て転載したものです。 


トップページへ

コメント欄を開く

ページのトップへ