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2012年04月12日
Electric Bicycle / mick / Lumix
■事件の経緯
6日午後6時ごろ、成都市で交通事故が起きた。73歳の女性がオートバイを避けようと飛び出し、黄福英さん(39歳)の電動自転車と衝突。重傷を負って病院に運ばれた。
7日朝、黄さんは病院に負傷した女性をお見舞いし、4500元(約5万8500円)の治療費を支払った。だがこれでは治療費に足りようはずもない。負傷者の家族は4万元(約52万円)以上の支払いを求めたという。黄さんの夫は非正規職、息子はまだ15歳で、一家の家計は主に黄さんの月収1000元(約1万3000円)あまりが頼みだった。4万元の医療費など支払えようはずもない。
7日夜、家族はベッドで寝たまま動かなくなっている黄さんを発見した。あわてて救急車で病院に運んだが、すでに手遅れ。農薬を飲んでの自殺だった。皮肉なことに黄さんの死から6時間後、交通事故で負傷した女性も息を引き取った。
■救いようのない話
なんというか、どこにも救いようのないあまりにもあまりな話。注目を集め、中国マイクロブログ・新浪微博のホットトピックに入っている。
社会問題的に読み解くならば、「無音かつ超高速の電動自転車は悪魔。速効で規制を。少なくとも保険を」ということになろうが、なんかそうした話をするのもやぼにも思える。新浪微博では「国民皆保険が整備されていればこんな悲劇は起きなかったのでは」という声が多い。
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とても居た堪れない事件ですね。
しかし、この電動自転車は確かに危険だと思います。
天津市は大都市の割に地下鉄等の公共交通機関の整備が遅れており、自転車や電動自転車の数が非常に多いです。
電動自転車は日本で市販されてる物とは違い、外観はスクーターの様な形の物も多く、またスピードも非常に早いですね。
これが道交法上は自転車扱いされ、歩道などもブンブン走ってます。
しかも無音です。
私も何度も轢かれそうになってます。
何らかの対策をして欲しいと思いますね。