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My Android needs Google Chrome / Andres Rueda
■中国のスマートフォン市場
市場調査会社・中怡康社は2012年中国スマートフォン市場レポートを発表しました(1688.com)。
2011年、中国のスマートフォン販売台数は7000万台。全携帯電話販売台数のうち32%がスマートフォンだったそうです。スマートフォンの平均販売価格は2321元約3万100円)だったそうですが、1000元(約1万3000円)以下のローエンド・スマートフォンが54%と過半数を占めていたとのこと。ハイエンド機の価格が平均値を大きく引き上げていますが、数で見るとローエンドが圧倒的に多いようです。
そして2012年の予想ですが、今年もスマートフォン販売は絶好調で、前年比104%増の1億4000万台が売れる見通しです。今年も売れ筋はローエンドモデルで、1500元(約1万9500円)以下の機種が9000万台を売り上げると予想しています。
2010年末から各通信キャリアがローエンドモデルの販売に力を入れていましたが、2012年も引き続き主力として位置づけるようです。
■日本市場の話
さて、日本市場の話。ちょうど1ヶ月前にMM総研から最新の日本スマートフォン市場予測が発表されていました。
同資料によると2011年のスマートフォン販売台数は2340万台。携帯電話市場に占める販売比率は55.8%だったとのこと。2012年は2790万台の販売数が見込まれ、販売比率は68.7%に上昇すると見込まれています。
上記から日中を比較すると、スマートフォン比率では日本が上ですが、販売台数に関してはやはり人口差が聞いて、2011年時点で中国が約3倍という数。2012年には差は5倍弱にまで広がります。
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*本記事はブログ「Android/OPhone雑記」の2012年4月13日付記事を許可を得て転載したものです。
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