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リアルに「アホ毛」を作るためにはどうすればいいの?中国人オタクの挑戦(百元)

2012年04月19日

■中国オタク「アホ毛を自分の頭に作ってみたいんだが」■

*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2012年3月30日付記事を、許可を得て転載したものです。



Ahoge~!
Ahoge~! / [アンジエラ]

中国オタクの間へは日本から様々なオタク的な言葉や概念が入っていますが、キャラの外見の特徴と言うか、萌えポイントのようなものとして、「アホ毛」の存在についてもきちんと認識されているようです

そして、そのアホ毛を三次元の世界というか自分の頭でも再現したいと考えてしまうようなのもいるようで、先日中国のソッチ系の掲示板で「アホ毛をどうやって再現するか」といったようなことに関するやり取りを見かけました。

そんな訳で今回はその辺についてを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


■中国人オタクの議論

「アホ毛」を自分の頭に作ってみたいんだが、どうやればいいだろうか?どうもうまく萌えるアホ毛にならないんだけど……

アホ毛?髪洗ってからよく乾かさず、ちゃんとまとめないで寝れば朝にはいっぱい出来ているから、そこから良い感じのだけ残して髪セットすればいいんじゃね?

いや、それだといつの間にか形が崩れないか?寝具でが元になったアホ毛だと3時間も持たないと思うんだが。

俺はむしろ、アホ毛じゃないようにしたい。髪質が硬すぎて、ちょっと長くなるとすぐに微妙なアホ毛状態になる……

アホ毛で手軽なのは髪にドライヤーかけないで寝てしまうことだね。あれはかなりやり易いというか、勝手になってしまう。

でも、寝癖だとちゃんと狙った場所にできないのが問題じゃない?必要な時に再現できるもんじゃないし。

アホ毛ってわけじゃないけど、「fate」のギルガメッシュみたいにオールバックでツンツンと逆立った髪にしてみたいとは思ったことがある。あのとんがった感じをうまく出してみたいのだが、うまくいかなかった。

「CLANNAD」っぽいのをうまくやりたいんだけど、何度か試して全部失敗。どうすれば……

普通に整髪剤使うのがいいんじゃない?堅めのワックスとかでやればいけるんじゃないかと。

毎日10分くらいかけないと髪が整わない自分にとって、アホ毛の何が良いのか分からん。

結局は髪質次第じゃないかね。柔らかい髪の場合はワックスとか使わない限り再現はできな。逆にもし硬めなら髪乾かさないで寝ればすぐにアホ毛だらけになる。

つむじが二つある俺は髪の流れのぶつかる部分でよくアホ毛っぽくなるわ。

問題は、アニメの中にあるような長いアホ毛だ。長くなればなるほど髪の重さで再現し難くなる。

寝癖でアホ毛っぽいのが出来ると言っても、場所はわりと限定されないか?つむじの辺りにはまだ出るが、額の方でのアホ毛なんてのは手間をかけて髪を固めないと再現できないと思う。

あと、アホ毛のあの一部だけでしかも弾力ある状態にするのはちょっと難しいよな。固めちゃうとなんか違うし。

いっそ、針金を使うとかでどうよ。髪か針金を染めれば色の問題もクリアできるだろうし。

自分の経験から考えるに、アホ毛を意図した形にして、きちんと人に見せられるようにするのってかなり難しいんじゃないか?

「鋼の錬金術師」のアームストロング少佐みたいにアホ毛的な部分以外全部そっちゃうとうまくいくんじゃないだろうか。ぜひ試してみてほしい!

ふと感じたことなんだが、三次元で無理に二次元のアホ毛を再現しようとしないでもいいのではないだろうか?むしろ、自分の動きに合わせて束状になった髪の一部がぴょんぴょんと動くようにできればいいんじゃないだろうか。

髪質の問題もあるが、つむじの位置や数もあるね。つむじが二つあって天然のアホ毛が形成されている知り合いがちょっとウラヤマシイ。

整髪剤使うのがベターとはいっても、角度や長さに太さ、そして数もあるからなかなかに難しいよな。
個人的には風を利用するのをオススメする。良い感じの形のが出来た所で、整髪剤で固める。黄砂とか混ざり過ぎると固くなってしまうので注意。

ここまで考えておいてなんだがし、アホ毛の理想は自然にできたものじゃないかと思う。自作のアホ毛って天然系を「自称」するのが明らかに天然系じゃないのに似たものを感じてしまうんだが……

とまぁ、こんな感じで。


■アホ毛?呆毛?蟑螂角?

イロイロと考えているうちに現実と二次元の境目が曖昧になってしまったりもしているようでしたし、それぞれの「アホ毛」についての認識が微妙に異なることによる混乱などもあるようでした。

ちなみに「アホ毛」は現在の中国オタク用語では「呆毛」と言われることが多いようです。また今ではあまり使われていないようですが、「蟑螂角」(ゴキブリの触角)なんて言い方もあったという話です。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


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*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2012年3月30日付記事を、許可を得て転載したものです。   

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