中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2012年04月20日
■スパイ大作戦
「中国当局に拘束されている」「いや、捕まったのはアメリカにだ」「自分からアメリカに政治保護を求めている」「ハーヴァードの高級マンションからFBIと一緒に出て行ったのを見た」「もう自殺したんじゃなかったっけ?」「好きなブランドはドルチェ&ガッバーナ(D&G)みたいよ」(by 近くに住むクリーニング屋のおばちゃん)など諸説紛々の薄瓜瓜ですが、ついにアメリカ国務省のターナー報道官が「彼はまだハーヴァードにいます!」と発言。
(BBC中文網)
■言ったそばから新たな情報を
自殺説の言い出しっぺである明鏡さんによると、「瓜瓜は既にボストンからニューヨークに移って、せっせと海外資産の処理に励んでいる」らしい。
(明鏡新聞)
■愛、それは甘く 愛、それは強く
明報等によると、イギリス「タイムス」は、殺害されたニール・ヘイウッド氏と薄熙来氏の妻・谷開来が恋人同士であったという説を採用している模様。
イギリスの某氏
「2001年に谷開来がイギリスに暫く滞在していたのですが、その時ヘイウッド氏の住むマンションに住んでいました。ヘイウッド氏と谷開来がエレベーターに乗り込むのを見ましたが、ヘイウッド氏は谷開来の背中に優しく手をそえていて、あれはどうみても恋人同士でしたね。」
(香港明報)
■愛、それは悲しく 愛、それは苦しく
谷開来とヘイウッド氏の関係が激変したのは、谷開来が患った骨癌が原因だったと、香港「スタンダード」紙が報じている模様。
北京の某氏
「癌を患ってから彼女の性格は大きく変わり、辺り構わずあたり散らすようになりました。もう恐らく1年もしくは2年しか生きられないようです。」
(BBC 中文網)
■一足早い夏休み
そんなこんなで薄煕来絡みで拘束されているのは、現時点で合計39名とのことです。主なところでは徐明(大連実徳総裁)、夏沢良(重慶市南岸区書記)など。大部分は重慶ではなく、大連出身者が多い模様で、現在彼らは避暑地として有名な北載河にまとめて収監されているらしい。
(BBC 中文網)
■こやつ、やりよるわ
タイのインラック首相が、前日のムービースタアに続いて胡錦濤国家主席と会談。スタアとの会談では中国人も好きそうなタイシルクで華やかさを演出し、胡錦濤との会談ではスーツ姿でビシッと決めるなど、美人首相っぷりを存分にアピールしている模様。
スタア・温家宝とツーショット
胡錦濤とツーショット
(中国共産党新聞網)
■気をつけましょう
四川大学で学生74人が発熱や嘔吐の症状を相次いで訴え、学内の3階建ての病院は満員状態。どうやら食中毒ということです。
(新華網)
■肩書きが悲しい
広東省河源市保密局(秘密保護局)の鄭建華局長が、二号さんを抱えて子供までいることをネットで暴露されて双規された模様。
(鳳凰網)
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*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2012年4月19日付記事を許可を得て転載したものです。