中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2012年04月20日
■国会の大スクリーンにエロ画像
今日のニュースはまず、日本では考えられない国会審議中の珍事の話題から。
*タイラット紙の報道。
報道によると今月18日の午後3時頃、新憲法草議の事前議会での審議中、下院議場に備え付けられている大型スクリーンに、下半身裸の女性のヌード写真が映し出されるというハプニングがありました。どの様な原因で画像が映し出される事になったかは今の所調査中ですが、捜査の仮定で議場に備え付けられたWiFi等の通信記録を調べた所、複数の男性下院議員が議事中にタブレットや携帯を使ってテレビや猥褻画像を見ていた事が発覚。とんだ騒ぎとなりました。
原因は未だ闇の中ですが、下院議会のスクリーンと言えば以前、サマック元首相が亡くなった直後に、なぜか彼に似た男性のシルエットが映し出されるというハプニングがあった事を思いだします。その時は確か、サマック元首相の怨念などと報道されていました。
■ブアカーオ復活
次のニュースは17日に行われたブアカーオ選手の失踪後復帰戦「Thai Fight」の話題を。ブアカーオ選手と言うと、日本でもK-1等で知られてる選手ですが、所属事務所との問題から一時失踪し、話題となっていました。
その後、所属事務所との裁判により、プロのリングには上がれないとの命じられていましたが、17日の「Thai Fight」に予定されていたとおり出場。対戦相手のロシア人選手を2RKOで勝利を飾りました。勝利後のインタビューでブアカーオ選手は、「ファイターは戦う義務がある。国王のため、タイのため、そして父のため、なにより私の試合を楽しみにして来てくれたファンのために戦った。満足しているし、明日刑務所に入る事になっても後悔はしない」と語りました。
所属事務所やタイ・ムエタイ委員会はこの契約違反での出場を重く見て罰則を与えるつもりの様ですが、ブアカーオ選手は本当に素晴らしい選手ですので、できれば早々に問題が解決する事を祈りたいですね。
関連記事:
毎日エロ画像を吐くまで見続けるだけの簡単なお仕事です?!人力ネット検閲スタッフ大募集―中国
子どもたちをネットのエロから守ろう!学校と業者が結託した詐欺的ビジネス―中国
中国人オタク「俺達のサイトにエロ専門カテゴリは必要なのか?」―中国オタ事情
【中国斜め読み】「エロ・ウッドストック」今年も開幕、蒼井そらに1億円CMオファー(ujc)
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の2012年4月20日付記事を許可を得て転載したものです。