■朋友网がSNSにおける友人・知人検索統計を公表 72%が実名を利用して検索■*本記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の2012年4月27日付記事を、許可を得て転載したものです。
■SNSの友達探し、メインは実名検索
テンセントが運営するSNSの朋友网が同サイト利用時の
友人検索方法に関する統計を公表しました。
朋友网は2011年末に2.024億人のユーザーが登録していると発表されていましたが、1ヶ月平均2.5億件の友人・知人検索が行われているそうです。
そして、その検索のうち実名を使って検索するのが72%と圧倒的で、特定の条件で検索をするのは28%という構成になっています。
実名検索の中では同じ学校の級友が44%と多く、同僚・同業者が27%、同郷が11%、時の人が8%という構成になっており、 条件検索では級友が36%、同僚・同業者が24%、同郷の異性が15%、星座が同じというのが7%という形になっています。
検索方法は分かれてもやはり全く新しい未知の人を探す、というよりも級友、同僚、同郷など近しい人を探す、という傾向にあるのですね。
■相手を見つけた後は……
続いてはお目当てのユーザーを探し当てた直後の行動に関する分析です。
青が当該ユーザーのトップページを見る、オレンジがコンタクトに追加する、緑がメッセージなどを送るという意味になっています。
級友に対しての行動が実名検索、条件検索で明確な違いが出ていますが、実名検索の際はコンタクトに追加するのが一番割合としては多いですが、条件検索の場合はトップページを見る、というのが一番割合が多くなってます。
また、実名検索でも時の人の場合はトップページを見るという割合が64%で断トツですし、同郷の異性や同じ星座のユーザーを条件検索する際もトップページを見る、という割合が一番高い結果になっています。
やはり、そのへんは不確実性や心理的な面からも様子見をする、ということなのでしょうね(^^
■相手へのコンタクト
さて、最後はお目当てのユーザーを探し当てた後(上の図は直後)の行動統計です。
左から順番に。。。
1. 87%のユーザーが1週間以内にチャットや伝言などを行う
2. 82%のユーザーが1週間以内に当該ユーザーの写真や日記を見る
3. 77%のユーザーが1週間以内に当該ユーザーの写真や日記にコメントをする
4. 58%のユーザーが1ヶ月以内に当該ユーザーにバーチャルプレゼントを送る
5. 46%のユーザーが1ヶ月以内に当該ユーザーにアプリの招待状を送る
となってます。
TwitterやFacebookなどでも2番、ともすれば3番の数値は高めだと思うのですが1や4などはあまり見られない傾向なような気もします。