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中国オタクが選ぶ「21世紀日本アニメの何度も見返したくなる名作」とは(百元)

2012年05月08日

■中国オタク的「何度も見た今世紀に作られた」アニメ■

*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2012年4月25日付記事を、許可を得て転載したものです。


涼宮ハルヒ Suzumiya Haruhi
涼宮ハルヒ Suzumiya Haruhi / kodomut

ありがたいことに「中国オタク的に人気のあるアニメは?」といった質問をよくいただいております。

そんな訳で、中国のソッチ系の掲示板を巡回するときにはそういったことに関するやり取りはないかと探しているのですが、先日うまい具合に「今世紀に作られたアニメで何度も見た作品は」といったことについてのやり取りを見かけましたので、今回はそれについてを紹介させていただきます。それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳になります。


■中国人オタクの議論

最近はアニメの展開速度がどんどん加速しているように思えるが、そんな中で「何度も見た作品」ってのはどんなのがある?比較的新しいってことで、今世紀になってから制作されたという区切りで語って見ないか?

ちょっと思い出してみたが「化物語」かな。作品追っかけたりするのは結構あるけど、何度も見るのって案外少ないかも。

好きな作品、面白いと思った作品ってのは少なくないが何度も繰り返し見るとなるとハードル上がるよね。自分の場合は「とらドラ!」くらいだね。

私は「けいおん!」を何回か繰り返して見てるね。

最初にどハマりしたというのもあるが、「ガンダムSEED」は今でも繰り返し見ているなぁ。HDでの変更点も初見で分かるくらいになった。

そういうのあるよね。俺にとっては「true tears」がそんな感じ。コメント書いてたらなんかまた見たくなってきた。

長編と短編では条件が違うような気もするな。とりあえず自分の場合最も多く見たのは「秒速5センチメートル」なのは間違いない。

「コードギアス」が自分の定期的復習作品。先日またスパロボ発売に合わせて見直した。

「新世紀エヴァンゲリオン」と思ったが、TV版は90年代の作品か。新劇場版の方も何度も見ているので、自分はそれで。

マジメに言わせてもらえば、自分にとっては「らき☆すた」が今世紀の作品では最も見ている作品。
最近繰り返し見ているのは「デュラララ!!」だね。あと「鋼の錬金術師」は自分の大好きな作品なんでたまにじっくり見直したりする。

ウチの国のアニメファンだと、比較的長い作品の場合「鋼の錬金術師」「ガンダムSEED」「コードギアス」辺りが何度も見る作品になっているんじゃないかと思う。

私は「ONE PIECE」とかに繰り返し見る回があるし、これは何度も見返している作品に入れていいのかね。あと「銀魂」なんかも全体を通して見直すってのは少ないかもしれないが、好きな回を何度も見るというのは結構あるはず。

私はKey系の作品を今でもよく繰り返して見ているな。

私もKey系の作品は繰り返し見たなぁ。あと最近のだと「シュタインズ・ゲート」とかかな。

自分にとっては「十二国記」かな。見終わった後、またすぐに最初から見たくなってしまう作品。

伏線があって面白い作品なんかは繰り返し見ちゃうね。「まどか☆マギカ」や「シュタインズ・ゲート」とかは1回通しで見てからもう1回見直すし、時間をおいて更に見直してみても新しい発見があって良い。

他のKey系の作品に比べて完成度的には落ちるかもしれないが、自分は「Angel Beats! 」を妙に繰り返し見ている。自分のことなのにうまく言えないが、かなり気に入っているんだろう。

俺は「咲-Saki-」とかをわりと繰り返して見ているんだが、そういった繰り返し見る作品って面白いのもあるけど、なんか「もう一回見易い」という特徴があると思う。

私は時々「ひだまりスケッチ」に癒されたくなる時があるので、「ひだまりスケッチ」はかなり見ているように思う。

個人的に「空の境界」は見返すのにちょうどいい長さなんでちょくちょく見ている。あと「Fate/Zero」は実況とコメント字幕で一度楽しんでから、またじっくりと見るというスタイルで視聴しているわ。

私は複数回見る作品って幾つもあるけど、あえて言うなら「フルメタル・パニック? ふもっふ 」かな。学園軍事ギャグアニメで、しかもあの面白さは当時すごい衝撃的だった。

こういう話だと「涼宮ハルヒの憂鬱」は外せない。複数回見ても飽きない作品。「エンドレスエイト」だって全体を何度も見返している。考えてみれば、当時エンドレスエイトに絶望したのは作品展開への不安からだったように思う。振り返ってみればあの焦燥感も良い思い出だ。

とまぁ、こんな感じで。


■存在感を持った作品

紹介させていただいた発言は作品に関して重複しないように選んでいますが、言及されている作品はどれも中国オタクの間で人気が長く続いている作品です。

中国オタクの間における作品の人気については日本と比べてもかなり流行り廃りが激しいという傾向があるのですが、そんな中で「何度も見たい」とされる作品というのはかなりの人気作品であるのは間違いないかと思います。

また中国オタクによるオタク関係の交流や活動が本格的になってきたのは00年代に入ってからですし、上の発言で出ている作品は中国オタクの歴史における存在感を持った作品とも言えるかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

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*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2012年4月25日付記事を、許可を得て転載したものです。 

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