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ウチの前の公衆トイレを取り壊せ、風水が悪くなる!副県長人質事件で不思議な要求―中国

2012年05月24日

2012年5月22日、浙江省麗水市雲和県の県庁舎に侵入者があり、女性の副県長を人質にとって9時間にわたりオフィスに立てこもる事件があった。新京報が伝えた。


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School sanitation with UDDTs / Sustainable sanitation

22日午前8時ごろ、河坑村の張小偉(音訳)は県庁舎に乗り込み、李一波・副県長に陳情。その途中、刃物を取り出して脅し人質にとったという。

県庁舎での立てこもり事件も異例ながら、張の要求がますます不思議なもの。 「母親の生活保護をすみやかに支給すること」という要求はまだわかるが、もう一つの要求は「うちの前の公衆トイレを取り壊せ」というものだった。

張の家の隣にはもともと簡易公衆トイレがあったのだが、数年前の都市改造で正規のものに建て替えられたという。こ張はこれが不満で、「風水に悪影響があるし、日当たりも悪くなる」として取り壊しを求めていたという。これまで何度も鎮政府に陳情したがとりあってもらえなかったため、県政府での強硬手段に出たという次第。

なお生活保護については毎年4月に申請し、秋に支給されるという手順だったと当局は説明している。人質の安全を守るため、すでにトイレは取り壊されたとのこと。22日夜、人質は解放され張は逮捕されたが、 今後、トイレが再建されるかについては明らかになっていない。

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