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新浪微博の有料会員サービスがスタート=最大フォロワー数増加などの特典盛り込む(osschina)

2012年06月19日

■新浪微博、”微博会員”を月額10元の有償サービスで正式開始■

*本記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の2012年6月19日付記事を、許可を得て転載したものです。


先日速報的に紹介した新浪微博の”微博会員”が正式に開始となりました。

20120619_写真_中国_新浪微博_1

前回紹介したとおり、やはり有償サービスとして実施されることに。費用は月額10元(約130円)です。

支払い方法は、銀聯カードや新浪微博内のバーチャルマネー”微币”、携帯電話費用からなど多岐に渡り対応するほか、3ヶ月、6ヶ月、1年単位で申し込むことにより割引も行われるようです。

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月々の支払だと年間120元かかるところを、年会費一括払いだと108元と1割引になります。また微博会員に様々なメリットが提供されることは前回もお伝えしましたが、さらにVIP1からVIP6までの6段階の等級が作られたことも明らかになりました。

有料会員になるとまずVIP1になります。その後成長値が1日10点ずつたまり、600点でVIP2に、1800点でVIP3になります。年会費一括払いだと成長値は1日15点ずつたまります。

等級があがると、さまざまなメリットが得られる仕組みです。

20120619_写真_中国_新浪微博_5


例えば、今まで気づいてなかったのですが、非会員のアカウントはフォローできる数が2000人という上限があるのに対し、等級1では2500人までフォローできるようになったり、等級6では最大3000人までフォローできるようになる、などです。また音声データを公開する語音微博は有料会員限定のサービスになったようです。

また、同じ会員等級の中でもいくつかのメニューでは年会費を支払ったユーザーに色をつけるなど、新浪微博側として年会費ユーザーを増やしたい、という意図も見え隠れします。

現在、テンセントが提供しているインスタントメッセンジャーのQQも有償サービスは月額10元ですが、その辺の価格とあわせて来たのでしょうね。

2012年から収益化を図っていくと表明していた新浪微博ですが、同会員制度が受け入れられていくのか、またその他ECとの連携や有償ゲームを絡めた微币など、その他サービスの動向にも注視していかないと行けないですね

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*本記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の2012年6月19日付記事を、許可を得て転載したものです。 


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