2012年8月10日、網易は記事「
女子サッカー・ベスト陣容=日本の女インザーギ、米国の3人が中盤を支配」を掲載した。
Soccer Balls Net 7-22-09 1 / stevendepolo
■中国メディアが選んだ女子サッカー・ベスト12
10日(日本時間)、ロンドン五輪女子サッカー決勝・日本対米国の一戦が行われた。日本はボール支配率で優位に立ち、幾度となく米国ゴールを脅かしたが、 得点は1点止まり。2点を先制した米国に追いつくことはできず、銀メダルに終わった。
10日、網易はロンドン五輪女子サッカーのベスト陣容を発表している。
GK:
ソロ(米国)
DF:
ランポーン(米国)
ジョルジュ(フランス)
熊谷紗希(日本)
ビューラー(米国)
MF:
ラピノー(米国)
モーガン(米国)
ロイド(米国)
澤穂希(日本)
FW:
ワンバック(米国)
シンクレア(カナダ)
永里優季(日本)
サッカーだとだいたいベスト11というのが相場だが、なぜか12人いるのが不思議なところ。国別で見ると、米国7人、日本3人、フランスとカナダが1人という構成になった。
日本の3選手の寸評を見ると、
熊谷紗希:
日本代表でもっとも優れたパフォーマンスを見せたDF。怪我を抱えながらの大会となった。決勝では前半終了間際にヘディングした際、ワンバックに顔面を蹴られたがそれでも試合を全うした。
澤穂希:
日本女子サッカーのリーダー。決勝では何度もチャンスを作った。彼女のシュートが弾かれたところを永里優季がゴールしている。
永里優季:
準決勝、決勝でゴールをあげた。永里優季は日本代表のエースストライカー。彼女の得点スタイルはサッカーファンから「女子サッカーのインザーギ」と呼ばれている。
3位決定戦と決勝だけ見て選んだのではないかという疑惑はあるものの、とりあえずご紹介。ポストプレーの鬼・大儀見優季が「女子サッカーのインザーギ」という評価などちょっと不思議な感はあるが……。
どうでもいい話だが、この報道に限らず、中国では永里優季で定着しているもよう。一度、永里優季で定着してしまったので仕方がないのだろうか。
■良き敗者としてのなでしこ中国ヤフースポーツは試合後のなでしこジャパンの態度を報道。決勝に敗れ号泣していた選手たちが、それでも観客への敬意を忘れずチーム全員で一礼したこと。試合中に交代した坂口、鮫島の両選手がピッチ湧き出観客に向かって深々と頭を下げたことを報じている。
「これこそ礼儀、これこそ修養、そして長期に渡って積み重ねられた習慣である。そしてこれこそ私たちが真剣に考えるべきことなのだ」と絶賛モード。「良き敗者」として度量を示したなでしこジャパンを讃えている。
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