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2012年08月16日
『二十四孝』(にじゅうしこう)は、中国において後世の範として、孝行が特に優れた人物24人を取り上げた書物である。儒教の考えを重んじた歴代中国王朝は、孝行を特に重要な徳目とした。ここに紹介された中には、四字熟語や、関連する物品の名前として一般化した物もある。日本にも伝来し、仏閣等の建築物に人物図などが描かれている。また、御伽草子や寺子屋の教材にも採られている。孝行譚自体は数多く、ここに採られたものだけが賞されたわけではない。
1:妻や子どもを連れてたびたび帰宅する。
2:休日はできるだけ両親とともに過ごす。
3:両親のために誕生日パーティーを開く
4:両親のために食事を作る
5:毎週、両親のために電話をかける
6:両親にあげるお小遣いはけちるな
7:両親のために「関愛カード」(気配りカード)を作る(よく意味がわからないが、毎月自動的に金額が補充されるおこづかいプリペイドカードをプレゼントせよという意味か)
8:両親の昔話をよく聞く
9:両親にネットのやり方を教える
10:頻繁に両親と写真を撮る
11:両親への愛はちゃんと口にする
12:両親の悩みを解決する
13:両親の趣味を支持する
14:独り身になった両親の再婚を支持する
15:定期的に両親を健康診断に連れて行く
16:両親のために適切な保険に加入する
17:両親と本音を言い合う
18:両親を連れて重要なイベントに出席する
19:両親を職場に招待する
20:両親を旅行や故郷に連れて行く
21:両親と一緒に運動する
22:両親の活動に適度に参加する
23:両親と一緒に両親の友人を訪ねる
24:両親と一緒に古い映画を見る