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【リスト】チベット人焼身抗議者は2009年以来54人、うち42人死亡(tonbani)

2012年08月18日

■2009年以降、焼身したチベット人54人(内地51人、外地3人)のリスト:8月15日更新分■

*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年8月15日記事を許可を得て転載したものです。


20120818_写真_チベット_焼身抗議_1

20120818_写真_チベット_焼身抗議_2
*チベット内、焼身抗議、主な抵抗運動発生地地図(Tsampa Revolution制作)

8月15日現在、チベットの焼身抗議者は54人に上る。以下はその一覧。URLからブログ「チベットNOW@ルンタ」の詳細記事にアクセスできる。番号は時系列順。

1)タペー:ンガバ・キルティ僧院僧侶、20歳、入院中。
2009年2月27日、ンガバ中心部の路上でチベット国旗とダライ・ラマ法王の写真を掲げ焼身。武装警官隊の発砲を受け、連れ去られる。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51719665.html

2)プンツォ:アムド、ンガバ・キルティ僧院僧侶、20歳、死亡。
2011年3月16日、ンガバ中心部の路上で「ダライ・ラマ法王の帰還を!チベットに自由を!」と叫び焼身。この日は、2008年にンガバで大規模な抗議デモが起こり、これに対し当局が発砲したことにより10人以上の犠牲者が出てから3年目に当たる。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-03.html#20110318
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-03.html?p=2#20120319

3)ツェワン・ノルブ:カム、タウ・ニンツォ僧院僧侶、29歳、死亡。
2011年8月15日、タウの中心部で、チベットの自由と法王帰還を訴えるチラシを撒いた後、焼身した。焼身のビデオあり。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-08.html?p=2#20110816

4)ロプサン・ケルサン:ンガバ・キルティ僧院僧侶、18歳、入院中?。
2011年9月26日、5)のロプサン・クンチョクと共にンガバ中心部で「法王に長寿を!宗教の自由を!」等と叫びながら焼身。3月16日に焼身したプンツォの弟(義理の弟、甥、従兄弟、との別情報もある)。

5)ロプサン・クンチョク:ンガバ・キルティ僧院僧侶、18歳、入院中?。
2011年9月26日、4)のロプサン・ケルサンと共に焼身。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-09.html#20110927

6)ケルサン・ワンチュク:ンガバ・キルティ僧院僧侶、17歳、入院中?。
2011年10月3日、ンガバの野菜市場の近くで法王の写真を掲げ、焼身。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-10.html?p=2#20111003

7)カヤン:元ンガバ・キルティ僧院僧侶、18歳、死亡。
2011年10月7日、8)のチュペルと共にンガバの中心街で焼身。チベット人の団結、自由、法王の長寿を願うスローガンを叫んだ。

8)チュペル:元ンガバ・キルティ僧院僧侶、19歳、死亡。
2011年10月7日、上記のカヤンと共に焼身。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-10.html?p=2#20111007

9)ノルブ・ダンドゥル:元ンガバ・キルティ僧院僧侶、19歳、死亡。
2011年10月15日、ンガバの中心街で「チベットには自由と独立が必要だ!法王帰還!」と叫び焼身。2012年1月5日に死亡。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-10.html?p=2#20111015

10)テンジン・ワンモ:ンガバ、マミー尼僧院尼僧、20歳、死亡。
2011年10月17日、ンガバ近郊のマミー尼僧院近くで焼身。「宗教の自由」と「法王帰還」を訴えた。初めての尼僧焼身。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-10.html#20111018下段

11)ダワ・ツェリン:カンゼ僧院僧侶、38歳、自宅療養中。
2011年10月25日、カンゼ僧院内の中庭でチャムの最中焼身。「宗教の自由」と「法王帰還」を訴える。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-10.html#20111025

12)パルデン・チュツォ:タウ、ジャンジュップ・チュリン尼僧院尼僧、35歳、死亡。
2011年11月3日、タウの中心街で「チベットに自由を!法王帰還!」を叫び焼身。
衝撃的なその焼身映像が世界中に伝えられた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-11.html?p=3#20111103
焼身とその後のデモとヴィジルを伝えるビデオ<閲覧注意>http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51714359.html

13)シェラップ・ツェドル:亡命チベット人2世、25歳、活動再開中。
2011年11月4日、ニューデリーの在インド中国大使館前で焼身。元チベット青年会議デリー支部執行部員。現在、目隠しをしたまま、インド中を歩きながらチベット問題を訴えるという活動を行っている。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-11.html?p=3#20111103

14)ブトゥック:カンゼ出身亡命チベット人、ガンデン僧院僧侶、45歳、療養中。
2011年11月10日、ネパール、カトマンドゥのボドナート仏塔傍で焼身。「チベットに自由を!」と叫ぶ。後、ダラムサラで治療を受ける。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2011-11.html?p=2#20111110

15)テンジン・プンツォ:元カルマ僧院僧侶、46歳、死亡。
2011年12月2日、チベット自治区チャムド地区カルマ郷で焼身。チラシも撒き、スローガンも叫んだというが伝わっていない。直接にはそれ以前のカルマ僧院弾圧に抗議したものと思われる。遺書を残している。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51716769.html

以下、2012年

16)ツルティム:元ンガバ・キルティ僧院僧侶、22歳、死亡。
2012年1月6日、次の17)テンニと共にンガバの中心街のホテルの敷地内で火を点け、外に出る。「法王帰還」を訴える。

17)テンニ:元ンガバ・キルティ僧院僧侶、20歳、死亡。
2012年1月6日、16)のツルティムと共に焼身。テンニはその日の内に死亡、ツルティムは7日に死亡。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51723933.html

18)トゥルク・ソナム・ワンギェル(ソバ・リンポチェ):ゴロ州ダルラック県ドゥンキャップ僧院高僧、42歳、死亡。
2012年1月8日、ダルラック郷警察署の近くで、チラシを撒いた後焼身。倒れるまで「チベットに自由を!法王に長寿を!」と叫び続けたという。養老院や孤児院を運営し、地域の尊敬を集める僧侶だった。テープに長い遺言を残していた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51723705.html

19)ロプサン・ジャミヤン:ンガバ・アンドゥ僧院元僧侶、22歳、死亡。
2012年1月14日、ンガバ・キルティ僧院近くで焼身。約3ヶ月後に彼の焼身のビデオが亡命側に伝わった。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51740813.html

20)ソナム・ラプヤン:ジェクンド州ティドゥ県ラプ僧院僧侶、37歳、入院中?(右足切断)。
2012年2月8日、ラプ郷中心部の路上で焼身。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51729238.html

21)リクジン・ドルジェ:ンガバ・キルティ僧院元僧侶、19歳、死亡。
2012年2月8日、ンガバ第2小学校の前で焼身。幼少時にキルティ僧院僧侶となった。性格は控えめで僧院ではハトの飼育係りをしていたという。彼は優しく、仕事に励む子供であった。2010年に還俗し、その後は家の牧畜の仕事を手伝っていた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51729088.html

22)テンジン・チュドゥン:ンガバ、マミー尼僧院尼僧、18歳、死亡。
2012年2月11日、ンガバ近郊マミー尼僧院近くで焼身。中国政府に対する抗議のスローガンを叫びながら焼身。彼女は寡黙で戒律をよく守り、勉強に打ち込むタイプだった。尼僧院でも優秀な成績を修めていた。頭もよく勇敢でもあったという。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51729521.html

23)ロプサン・ギャンツォ:ンガバ・キルティ僧院僧侶、19歳、生死不明。
2012年2月13日、ンガバ中心街で焼身。4人兄弟の内、彼は最年長。彼は僧院のクラスの中でも勉学と素行において秀でた存在だった。クラスの代表として何度も討論を行っているという。焼身後警官に連れ去られ、今も行方不明、生死不明。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51729836.html

24)ダムチュ・サンポ:アムド、テムチェン県ポンダク僧院僧侶、38歳、死亡。
2012年2月17日、ポンダク僧院内で焼身。彼は僧院の元戒律師であり、経学の先生でもあった。さらに中国側が設ける僧院管理委員会の役員でもあった。彼の焼身を唆したとして最近同僧院僧侶3人が9~11年の刑を受けた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51730483.html

25)ナンドル:俗人、18歳、死亡。
2012年2月19日、ンガバ州ザムタン県チョナン僧院近くで焼身。その場で死亡。遺書を残している。遺書は<下>遺書編に。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51730715.html

26)ツェリン・キ:中学生、19歳、死亡。
2012年3月3日、アムド、マチュ市内の野菜市場の中で焼身。この時、中国人たちは燃え上がる彼女に向かって石を投げつけたと報告されている。甘粛省で初めて。
「ツェリン・キ焼身への道」http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51738076.html

27)リンチェン:3児の母、遊牧民、32歳、死亡。
2012年3月4日、ンガバ・キルティ僧院前の監視事務所近くで焼身。その場で死亡。彼女の夫は一年前に亡くなった。彼女が亡くなったことにより、最年長13歳から最も幼い子は1歳にも満たないという4人の子供が孤児として残された。初めての俗人女性。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51733091.html

28)ドルジェ:俗人、18歳、死亡。
2012年3月5日、ンガバ県チャ(チャロ)郷で焼身。中国政府への抗議のスローガンを叫びながら、焼身抗議を行い、政府庁舎の前で死亡した。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-03.html?p=3#20120306

29)ゲペ:ンガバ・キルティ僧院僧侶、18歳、死亡。
2012年3月10日、ンガバの軍駐屯地近くで焼身。その場で死亡。この日はチベット蜂起記念日であった。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51734592.html

30)ジャミヤン・ペルデン:アムド、レプゴン、ロンウォ僧院僧侶、34歳、僧院内療養中。
2012年3月14日、ロンウォ僧院前のドルマ広場で焼身。彼の焼身後大規模な抗議デモが起る。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51734853.html

31)ロプサン・ツルティム:ンガバ・キルティ僧院僧侶、20歳、死亡。
2012年3月16日、ンガバの中心街で焼身。目撃者の話によれば、車に投げ入れられ、押さえつけられている間にも彼は手を振り上げスローガンを叫び続けていたという。4人兄弟の内の最年長。8歳の時にキルティ僧院僧侶となる。顕密を修め、控えめで戒律を守る僧侶であったという。16日は去年僧プンツォが焼身抗議を行った日であった。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51735234.html

32)ソナム・タルギェ:遊牧民、44歳、死亡。
2012年3月17日、アムド、レプゴンの街中で焼身。ソナム・タルギェは14日に焼身した僧ジャミヤンの親しい友人であったという。一緒にラサまで巡礼にも行っている。警官に容易に連れさられないよう、腹や胸の周りに有刺鉄線を巻いていた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51735512.html

33)ロプサン・シェラップ:ンガバ・キルティ僧院僧侶、20歳、死亡。
2012年3月28日、ンガバ県チャ(チャロ)郷の国道上で焼身。28日は「チベット農奴解放記念日」であった。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-03.html#20120329

34)ジャンペル・イシェ:カム、タウ出身亡命チベット人、俗人、27歳、死亡。
2012年3月26日、中国主席胡錦涛のニューデリー訪問に合わせ、コンノート広場近くのジャンタール・マンタルで抗議デモの最中焼身。遺体はダラムサラに運ばれ葬儀が行われた。遺書を残している。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51736932.html

35)テンパ・タルギェ:ンガバ州ツォドゥン・キルティ僧院僧侶、22歳、死亡。
2012年3月30日、35)のチメ・パルデンと共にバルカム市内で焼身。僧テンパ・ダルギェは2003年から2009年までンガバ・キルティ僧院論理学クラスに在籍していたが、その後ツォドゥン・キルティ僧院に戻っていた。彼はクラスでもっとも優秀な僧侶として知られていた。兄弟姉妹4人の内最年小。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51737734.html

36)チメ・パルデン:ンガバ州ツォドゥン・キルティ僧院僧侶、21歳、死亡。
2012年3月30日、上記のテンパ・タルギェと共にバルカム市内で焼身。僧チメ・パルデンは2009年に数ヶ月間、ンガバ・キルティ僧院に在籍したことがある。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51739063.html

37)アトゥップ・リンポチェ(トゥプテン・ネンダク):ラガン・ダクガル僧院僧院長、45歳、死亡。
2012年4月6日、38)の姪尼僧アシェと共に、僧坊でこれまでの焼身者を弔う多数の灯明を灯しながら、結跏趺坐のまま焼身。最近まで焼身の事実が明らかにされていなかった。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-07.html#20120709

38)アシェ:尼僧、23歳、死亡。
2012年4月6日、上記のアトゥップ・リンポチェと共に焼身。普段から政治意識が高い尼僧であったという。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-07.html#20120709

39)チュパック・キャプ:俗人、25歳、死亡。
2012年4月19日、40)のソナムと共に、ンガバ州ザムタン県バルマ郷チョナン僧院の近くで焼身した。
僧院に運び込まれた後2人とも死亡した。チュパック・キャプとソナムは従兄弟同士であった。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51740958.html

40)ソナム:俗人、24歳、死亡。
2012年4月19日、上記のチュパック・キャプと共に焼身。2人は遺書を残している。遺書は<下>遺書編へ。
2人の焼身のビデオ<閲覧注意>http://www.youtube.com/watch?v=MdjEDm6zH6g&feature=youtu.be

41)ドルジェ・ツェテン:アムド、サンチュ県出身の俗人、19歳、死亡。
2012年5月27日、42)のタルギェと共にラサ・ジョカン寺の前で焼身。2人とも最近ラサに住み始め、パルコル近くの「ニマ・リン」という食堂で働いていた。焼身後、彼らが働いていた食堂のオーナーと雇い人は全て逮捕された。ほとんどの目撃者が拘束された。チベット自治区の首都ラサで焼身が行われたのは初めて。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51747193.html

42)タルギェ:アムド、ンガバ出身の元僧侶、25歳、入院中。
2012年5月27日、上記のドルジェ・ツェテンと共にラサ・ジョカン寺前で焼身。7月7日に彼が死亡したという情報が流れ亡命政府も彼が死亡したとした。しかし、後7月13日にRFAとダラムサラ・キルティ僧院はこれを否定している。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51747241.html

43)リキョ:3児の母、遊牧民、33歳、死亡。
2012年5月30日、ンガバ州ザムタン県バルマ郷チョナン僧院近くで焼身。目撃者によれば、「大きな炎が上がり、その場で死亡した」という。何か叫んでいたというが、その内容は未だ伝わっていない。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51747569.html

44)タムディン・タル:遊牧民、64歳、死亡。
2012年6月15日、アムド、チェンツァの武装警官キャンプ前で焼身。最近政府の「遊牧民移住計画」に従い、チェンツァタン郷に移住させされた。彼は短い遺書を残していた。遺書の訳:「ラマ、守護尊、三宝に帰依いたす。世界に平和が実現されることと、ダライ・ラマ法王がチベットにご帰還されることを願い、チベットの国家が自らの領土を治めるために、私は自らの身を灯明と化し捧げる」。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51749861.html
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51749875.html

45)テンジン・ケドゥップ:元シルカル僧院僧侶、遊牧民、24歳、死亡。
2012年6月20日、46)のガワン・ノルペルと共にジェクンド州ザトゥ県ザトゥの街中で、チベット国旗を手に持ち「チベット独立!法王帰還!」と叫びながら焼身。2人は遺書を残している。遺書は最後に掲載する。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-06.html#20120620

46)ガワン・ノルペル:シガツェ地区ニャロン県出身の俗人(7月30日訂正)、22歳、入院中。
2012年6月20日、上記のテンジン・ケドゥップと共に焼身。
彼がシルカル僧院に運び込まれた時付き添いの僧侶に話しかけているビデオ>http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51751064.html

47)デキ・チュゾム:2児の母、40歳前後、入院中?
2012年6月27日、ジェクンド県ケグ町の市場で土地強制収用に抗議するデモを他70世帯の住民と共に行っていた最中、焼身。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51752429.html

48)ツェワン・ドルジェ:遊牧民、22歳、死亡。
2012年7月7日、ラサ北部ダムシュン県ダムシュンの街中で焼身。炎に包まれながらも「法王に長寿を!」と叫びながら100mほど走り、倒れた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51753234.html

49)ロプサン・ロジン:ゲルロン・ツォドゥン・キルティ僧院僧侶、18歳、死亡。
2012年7月17日、ンガバ州バルカム県ゲルロン・ツォドゥン郷にあるゲルロン・ツォドゥン・キルティ僧院内で焼身。その場で死亡。(7月17日追記)
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51754157.html

50)ロプサン・ツルティム:ンガバ・キルティ僧院僧侶、21歳、死亡。
2012年8月6日、ンガバ市内の「勇者の道」で焼身。同日バルカムの病院内で死亡(8月8日追記)
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51756872.html

51)ドルカル・キ(又はドルカル・ツォ):2児の母、26歳、死亡。
2012年8月7日、アムド、ツォェ(甘粛省甘南チベット族自治州合作市)ツォェ僧院内の仏塔前で焼身。同日死亡。(8月7日追記)
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51756880.html

52)チュパ:遊牧民、24歳、死亡。
2012年8月10日、アムド、ンガバ、メウルマ郷(四川省アバ・チベット続チャン続自治州阿壩県麦爾瑪郷、ンガバの東方27キロ)の路上で焼身。同日死亡。1月23日の抗議デモを先導したとして追われていた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-08.html#20120810

53)ルントック:ンガバ・キルティ僧院僧侶、20歳、死亡。
2012年8月13日、(54)のタシと共に、ンガバ市内「勇者の道」で焼身。同日死亡。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-08.html#20120814

54)タシ:元ンガバ・キルティ僧院僧侶、21歳、死亡。
2012年8月13日、(53)のルントックと共に焼身。2011年までキルティ僧侶。ルントックとはクラスメートであった。翌日死亡。

8月15日現在、内外合わせた焼身者54名の内42名の死亡が確認されている。内地チベットでの焼身51人、内死亡41名。

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*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年8月15日記事を許可を得て転載したものです。   


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