中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2012年08月23日
ありがたいことにナイスなネタを教えていただきましたので、今回はその紹介をさせていただきます。
中国のとある大学の宿舎で、ダンボールなどの材料を使い全長2メートルの装備可能な「ガンダムのコスプレ」を作り上げた方がいるそうです。そのコスプレの一年にわたる制作の過程と完成品は、bilibiliに動画がアップされていますので是非ご参照ください。
ちなみにこの動画、中国オタクの学生宿舎の状況みたいなのが見れるのも面白いかもしれませんね。
このやり遂げてしまったガンダム作成、中国オタクの間でも大ウケしているようで以下のような発言が飛び交っています。
■中国人オタクの興奮
ガンダム、宿舎に立つ!
敬服する!あんた、スゲェぜ!
そうか……男のロマンはこうやって実現することも出来たんだな……!
なんと言う俺がガンダムだ状態。
作っているのもスゴイとは思うが、制作者の宿舎のシーツと抱き枕がスゲェ気になるんだが。
南京でよくこんなもん作れたな!感動した!
作っているのは何かと思ったら、RX-78か!ストライクかフリーダムを期待してしまったが、まぁコレはコレでいいな!
あれは……ガンダム!?
脚の辺りで大体MSの種類が分かるよな。しかし、作るだけでなく着れるとは……!
さぁ、このガンダムを装備して女子宿舎を強襲するんだ!大丈夫、ガンダムだからバレないって!
(訳注:中国では「ストライクガンダム」は「強襲高達」になります)
素材的に雨の中では厳しいかもしれんが、追加装備として大気圏突入用の防水シートを装備すれば嵐の中で輝けるな!
こういうことがやれる仲間と一緒に生活するっていいねえ。俺もこんなオタクな大学生活を送って見たかった。
てか、よくこんなの作ってて問題にならなかったよな。自分の所だと下手すりゃ退寮させられたレベル。
実際の所、宿舎内での作業の時とか結構キツかったみたいだね。ベランダでパーツ壊されたとか、宿舎内での作業に文句出て中止しなきゃいけないとかあったみたいだし。
動画内でもふれているが学校のお偉いさんが検査に来るときとか、大変だったろうなぁ。よくぞやり遂げたもんだ。
これでイベントに出たら大人気確定だな。てか実際に見てみたいわ。
制作者はどの学部だ?活用した技術を教えてほしい!
恐らく必要とされたのは技術よりも、愛じゃないかなぁ。ちょっと感動する。
制作期間は1年らしいからな……作り手の愛を感じるよ。
やはり技術系のオタクは世界を救うな!
いいなぁ、コレ。しかしドラえもんの「鉄人兵団」を思い出してしまったのはナゼだろう。
なんか、こう、非常に励まされる作品だよね。こういうやり方での表現もあるというのは。