中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2012年08月31日
not actually yvonne and adam / istolethetv
2011年に記事「日本アニメ命の中国人オタクも絶賛!中国産アニメ『功夫料理娘』が凄い―中国オタ事情」で紹介したのが「功夫料理娘」。かわいい女子2人のカンフー料理対決を、ぬめぬめとよく動くアニメーションで描いたもの。世界的にも高評価を得て、日本では第13回TBSデジコン6で銅賞を受賞した。
ブログ・中国爆発日記で知ったのだが、 「功夫料理娘」を制作した狼烟工作室の新作「上海のバッドマン」が発表されているという。前作を評価したワーナーが出資して制作したものらしい。ただし機密保持契約のために狼烟工作室公式サイトでは一切告知していないようだ(狼烟工作室ブログ)。
こちらがその新作アニメ。1930年代の上海でバットマンたちが戦うという内容。「キャットウーマン」「ベイン」「バットマン」の3本まとめて4分弱という内容だ。あいかわらずぬめぬめ動く上に、水墨画調の効果も加えてやたらめったらとかっこいい。
中国オタクのあいだでもそこそこ話題になっているもよう。動画サイト・AC FUNのコメント欄を見ると、
中国産アニメの良心。水墨画調はまじすばらしい。
すごい。
テレビアニメ化して欲しい。
バットマンっていつの間にこんな凶悪な能力を……
最近じゃアニメに大量の中国要素を盛り込むのがはやりらしい。
これって(米国の協力を得ていない)無許可作品だといいな。だったら中国のアニメレベルも米国に老津行ったってことになるし。
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これは狼烟工作室が権利を得て作成したショートアニメ。これが中国のアニメレベルなんだよ。
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いやいや。これは中国の最高レベル、ね。
バットマンがレーザーサーベル使ってるで。
カギとなるのが音楽、効果音、声優。これは中国はまだまだでしょ。
なんで輸出品はこんなにいいのに、国内のはあんなんなの……。
むちゃくちゃ感動した!
中国産アニメもすごいじゃん!