中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
■ほぼ一致
明鏡新聞による、十八大人事予想。
習近平・・・総書記
李克強・・・国務院総理
張徳江・・・全人代委員長
王岐山・・・政協主席
劉雲山・・・国家副主席・中央書記処書記
張高麗・・・国務院常務副総理
李源潮・・・紀律検査委書記
序列や職掌は若干異なるものの、七名の定員とメンバーは多維・博訊と一致。それぞれが独自ソースで取材していると見られているだけに、ほぼこの面子で内定したと判断できますな。
(明鏡新聞網)
■今後のスケジュール
明鏡によると、周永康がシンガポールーアフガンートルクメニスタン外遊から戻った今週末に中央政治局会議が開催、国慶節明け(10月9日~11日)に七中全会が開催、その場で常務委員の定数を七名にすること、十八大の予定、薄煕来処分の司法移行が発表される模様。さらには十八大は10月18日に開催されるだろう、という見立てです。
(明鏡新聞網)
■でっかいのが来る!?
鬼の中規委による薄煕来の調査は9月23日に終了し、大連及び遼寧省時代の総額1億元(約12億5000万円)に上る汚職、さらにうち1/3を徐明(大連実徳総裁)が捻出していたことなどを、証拠として固めた模様。
(博訊網)
■努力目標なのか、落としどころなのか
気が早い人は「薄煕来の処分発表は10月15日で、双規されて懲役20年」という見立てを出している模様。なお博訊さんでも「懲役20年もしくは無期懲役」という情報を持っているらしいです。
(博訊網)
■東海においたら南海にも
遼寧号に続いて、二つめの空母も現在上海で建造中の模様。早ければ年内にも就航可能?ということですが、遼寧号も2年近くかかっているのでそれはないかと。
(博訊網)
■えげつないなあ
ロンドン五輪で110mハードルで転倒した劉翔の写真を使って、「スタートしてすぐズッコケ! 早漏、それは言葉にできない苦痛」というキャッチコピーの広告を男性専門病院が掲載。著作権侵害とか侮辱とか、まあ色んな要素がてんこもりですが、劉翔側からは特にコメントは出ていない模様。
(荊楚網)
■大人しくしてるが吉
中国で活躍している俳優の矢野浩二さんが、出演している湖南衛視のバラエティ「天天向上」出演を差し止められている模様。マネージャの孔氏は、「現在の状況を考えると、浩二は余計な風当たりを避けるのがいいんだよ」と事実を肯定するコメントを出している模様。
(金羊網)
■約束なしのお別れです
中国映画の黄金コンビとして多くの作品を世に出した映画監督の張芸謀とプロデューサーの張偉平ですが、今年になってコンビ解消、今や犬猿の仲という状態らしい。さっそくメディアは過去出演した女優が「どっちにつくにか?」と興味津々で追っかけているらしく、「金陵十三釵」主演の倪妮さんは張芸謀に、「サンザシの樹の下で」主演の周冬雨ちゃんは静観、というスタンスの模様。鳳凰網がすごく気合いの入った特集サイトを作っているので、興味ある方はご覧下さい。
(鳳凰網特設)
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