中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2012年10月04日
■農民工に関する考察
日経ビジネスオンラインの福島香織さんコラムによると、反日デモやフォックスコン暴動の中心となっていたのは、都市部への出稼ぎ農民(農民工)の第2世代とのこと。
■ゲルマン民族の大移動よりすごい
その農民工について、アメリカの研究者ミシェル・ダモン女史は「現在の農民工は約2億人ほどいて、この20年で3億人にまで増加するでしょう。彼らは20歳になるよりも早く、農村から出稼ぎに都市に出て行くため、流動人口は歴史上でも類を見ない規模になります。この問題をどう取り組むかが、中国政府の喫緊の課題といえるでしょう」と解説。
(明鏡新聞)
■日本語版のほうは有料でした。。。
ウォールストリートジャーナルの記事では、農民工の数は約1.58億人と算出。彼らの労働規模が生産力を高め、経済成長の原動力となっているとみなしており、課題は「都市部での彼らに対する差別・偏見が、フォックスコン暴動のような形で溢れ出ること」と指摘。
■あいつも瓜瓜、こいつも瓜瓜
2010年頃、クレジットカードを語り合う掲示板コミュニティ「愛社区」に「Bonivision Mellon」と名乗る、自分の口座ページをさらして資産が10億元(約125億円)あることや、イケメン俳優の黄暁明とドバイに行ったなどを自慢しくさる輩が登場。それが今頃になって「あいつ、実は薄瓜瓜だったじゃねえ?」と噂になっている模様。(博訊網)http://www.peacehall.com/news/gb/china/2012/10/201210022110.shtml
■おめでたう
蒋家イケメン3兄弟の長男・蒋友常氏が、ヨガ教師の郭秋君さんと結婚。ちなみに友常氏はバツイチで、以前は9ヶ月で離婚していた模様。
(多維新聞)
■まだだ、まだ終わらんよ
十八大が11月8日に延びたことについて、ニューヨークタイムスなどは「常務委員の名簿は未確定、結局のところは常務委員の定員も9人か7人か、まだ決まっていない」と分析している模様。
(RFI)
■字が達筆ってだけじゃダメなんだよ
今年1月に劉源により双規されたといわれる軍総後勤部副部長の谷俊山は、どうやら重罪にはならない模様。谷が軍首脳の郭伯雄・徐才厚の信任を得ていたこと、劉源が薄煕来絡みでそっちの方に時間をかけざるを得なかったことが原因らしい。
(博訊網)
■実話系雑誌の感覚でお読み下さい
薄煕来の処分について、ひょっとしたら「臓器売買に手を染めて数百人を死に至らしめた」も付いて死刑までいくかも、という見方もある模様。
(明鏡網)
■台湾ゴシップの本領
薄煕来の愛人には、女優、アナウンサー、秘書の他、「中国で最も美しい」と言われた重慶の婦警もいた模様。うち2人は尋問で薄煕来の性癖などをペラペラ暴露して、現在は何事もなかったかのように仕事しているそうな。
(蘋果日報(台湾))
■その元ネタ
台湾や新唐人が嬉しそうに報道している薄煕来のエロネタは、こちらが出元の模様。それによると薄煕来の愛人の数は28名、うち6名が秘書や重慶の役人で、その中に女性警察官も含まれている、と。
んでもって大連の徐なんとかさん(笑)が女優3人と他何人かを調達したと。薄煕来のストライクゾーンは意外と広く、女優から幹部役人まで手を出していた、と。一説には愛人60名説もあって、でも中には少女が7名ほどいるので、愛人リストは公開されないだろう、とのこと。
(博訊)
■昔は丸1日かかりました
中国で最も人気のある観光地・九寨溝も渋滞がひどく、高速道路は5キロ進むのに3時間かかったそうな。確か成都ー九寨溝は300~400キロくらいあったと記憶してますが。
(博訊網)
■死刑の基準が分からん。。。
西安で日本車に乗っていた中国人に重傷を負わせ、先日逮捕された蔡某に対し、北京のメディア「新京報」は「障害致傷に殺人未遂、財産毀損に逃亡で、ハイ役満っ!ハイ死刑っ!」とえらくお怒りの模様。
(新京報)
■あらあら、奥さんちょっと早いんじゃない?
トニー・レオンと楽基児夫婦が事務所を通して離婚を発表。理由は嫁のバリ島での痴態ではなく、「双方の結婚生活に対する考え方の違い」だそうです。
(鳳凰網)
■来たら親切にしますがな、おたくと違って
9日から東京で開かれるIMF年次総会ですが、中国から参加予定だった官員及び金融機関代表者は、みんな参加をキャンセルした模様。
(BBC中文網)
■栗戦書も出ているかも?
農村部に異動した共産党幹部の奮闘と活躍を描いた1986年のテレビドラマ「新星」が、実際のモデルは82年に北京から河北省正定県に異動した習近平なんじゃないか、とニューヨークタイムズが言っている模様。
正定県時代の習近平
ドラマ「新星」の主人公・李向南(周里京主演)
ドラマ「新星」は優酷で全話観られるようなので、時間のある人は是非真偽の程をご確認下さい。
(南洋視界)
■東京都立川市、北海道釧路市、愛知県豊川市の人口に相当
10月2日に故宮博物院を訪れた人は述べ18.2万人に及び、一日の来館者数の記録を更新。観光客も職員もヘロヘロで、出口最寄りの神武門バス停は、へたり込んだ観光客で一杯だった模様。
(新華網)
■前菜扱い
薄煕来の公判に先立って、「薄煕来の財布」「財政部長兼エンタメ部長」とか言われている、徐明・大連実徳総裁の裁判が行われる模様。
(博訊網)
■もうちょっと尖った情報が欲しい
韓国の中央日報が、「北載河会議で胡錦濤は、胡春華を習近平の後継者に指名して十八大の常務委員に引き上げようとした。しかし江沢民が同意せず、後継者指名は十九大まで先送りになった」と報じている模様。
(多維新聞)
関連記事:
関連記事:
【中華東スポ】チャン・ツィイーに売春疑惑=薄熙来ほか高官、企業家に性の接待―中国
売春報道のチャン・ツィイー、香港タブロイド紙らを告訴=とばっちりのファン・ビンビンも反撃―中国
【写真】チャン・ツィイーのヌード像で話題作り?!重慶市観光地がネットで「炎上」
【中国斜め読み】毛沢東の孫、またも爆笑ネタを披露=北京市がDJを職人と認定(ujc)
【中国斜め読み】毛沢東の孫、若き日の写真公開=薄煕来・王立軍がクビに(ujc)
*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2012年10月2日付記事を許可を得て転載したものです。