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2012年11月03日
■うーんこの新説w
ワシントンポスト紙に寄せられたジャーナリスト、マーク・キット氏の情報によると、9月に次期様(習近平)が「背中の怪我」で2週間雲隠れした本当の理由というのは、極秘に開催された紅二代の集まりで、参加者がエスカレートして乱闘騒ぎになったことが発端だったとの珍説、もとい新説を提示している模様。
キット氏によると、その紅二代のモノを投げ合うような乱闘騒ぎの中、クロスファイアポイントに身を呈して停めに入った次期様の背中に椅子が飛んで来て、、、ということらしい(爆笑)。
■おっ、これは意外
サウスチャイナ・モーニングポストの常務委員リストの見立ては、明鏡新聞網と同じ面子(習近平・李克強・張徳江・俞正声・張高麗・劉雲山・王岐山)である模様。
■まさか何頻氏に聞きましたってオチちゃうやろな
在外最古の中国語紙でもあるマレーシア・光華日報も、明鏡・サウスチャイナモーニングポストと同じ見立てが出ました。
習近平(党総書記)
李克強(国務院総理)
張徳江(全人代委員長)
俞正声(政協会議主席)
劉雲山(イデオロギー担当)
張高麗(国務院常務副総理)
王岐山(中紀委書記)
(光華日報)
■一族郎党かよ
多維によると、薄煕来容疑者の弟・薄煕成(61)も党による調査を受けている模様。薄煕成氏は元・北京市旅游局長で、現在は北京六合興科貿有限公司董事長・北京興大助学基金会理事長などを兼務。ちなみに薄煕来容疑者に兄弟はあと4人いるそうです。
(多維新聞)
■芋づる式かよ
明鏡網が多維新聞に続き「鬼の中紀委が薄煕成、それに王軍(元国家副主席・王震の子供)、解放軍総後勤部政治委員・劉源(劉少奇の息子)の太子党有力者三名を薄煕来事件に関与した疑いでまとめて調査中」という報道を出している模様。
(明鏡網)
■大躍進の時のイネ写真並みにひどい
北京展覧館では十八大特別企画「科学の発展、まばゆい達成」展という、この10年の中国の発展を振り返るという趣旨の写真展が開かれているのですが、その写真がこれ。
「浙江千島湖の巨大網にかかる魚」
(中国共産党新聞網)
■ああ、あのFT紙の「トップクラス領導の関係者から聞きました」ネタですね
ここ数日来十八大人事で団派が捲っているという旨の報道が出ていますが、博訊網によるとこれは「北載河の前に行われた中央委員による模擬選挙結果。いうなれば観測気球だね」だということです。
(博訊網)
■なっ懐かしい~!
ヒット作「我的1997」で知られる歌手兼アーティストの艾敬が、国家博物館で自身の作品(絵画・彫刻・映像など)200点を展示する「艾敬総合芸術展」を開催している模様。テーマは「愛」だそうです
最近の艾敬
「我的1997」ジャケットの艾敬
(新京報)
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*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2012年11月3日付記事を許可を得て転載したものです。