■<速報>今日再び レゴンで2人が別々に焼身 2人とも死亡 1人は女性 今月12日間に12人■
Tibet / AAAAlx
■18歳青年の焼身
2012年11月15日午前11時ごろ(現地時間)、アムド地方レゴン(རེབ་གོང་レプゴン、青海省黄南チベット族自治州同仁県)で、18歳の青年カンブム・ギェル(མཁའ་འབུམ་རྒྱལ་)が焼身抗議し死亡した。
場所はギェルポ・ルチュ草原(རྒྱལ་བོ་ཀླུ་ཆུ་ཐང་)からロンウォ鎮に向かう途中、コンセンド(ཁོང་གསེང་མདོ་穴の開いた岩)と呼ばれる地点。焼身を知ってチャガ僧院の僧侶と一般のチベット人数百人が現場に集まり、遺体は当局に奪われることなく、現在葬儀が行われているという。
カンブム・ギェルはレゴン県ギェルポ・ルチュ郷チュザ村の出身。父の名はタムディン・ギェル、母の名はドルカル・ツォ。その他の詳細は未だ不明。
また新華社が同じくレゴン県で14歳のKarpongyaという少年が焼身、死亡したと伝えている。これが上記のカンブム・ギェルのことなのかどうかは不明である(
参考記事)。
■23歳女性の焼身
2012年11月15日正午ごろ(現地時間)、レゴン県ツェンモ郷ゴゲ村(བཙན་མོ་མགོ་དགེ་སྡེ་བ)で、23歳のチベット人女性タンジン(テンジン?)・ドルマ(ཏང་འཛིན་སྒྲོལ་མ་)が村のお堂の前で、焼身し死亡した。
ある人の話によれば、彼女は携帯電話、腕輪、お守り等を家に残し、村のお堂に行き、焼香等を行った後、焼身したという。午後10時時点で、村人が集まり彼女の葬儀を行う準備は整い、ロンウォ僧院から僧侶たちが到着しるのを待っているところであるという。
タンジン・ドルマの父の名はプロ(50)、母の名はタシ・ドルマ(41)。
これでチベットでの焼身者の数は76人となった。うち62人の死亡が確認されている。11月4日から15日までの12日間に12人が焼身、うち7人がレゴン県に集中している。
*本記事はブログ「チベットNOW@ルンタ」の2012年11月13日付記事を編集して掲載したものです。