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ゴミ箱の中から浮浪児5人の遺体を発見、寒さを凌ぐため火を焚いて中毒死―中国

2012年11月19日

なんだかとてつもなく残念な気持ちになるニュースがありました。


20121119_写真_中国_

ゴミ箱の中から男の子5人の死体発見=寒さ避けるため入り込んだ浮浪児か―貴州省畢節市
レコードチャイナ、2012年11月19日

2012年11月18日、ニュースサイト21CNによると、16日早朝、貴州省畢節市市街地にある大型ゴミ箱から男児5人の死体が発見された。いずれも10歳前後とみられる。17日夜時点で身元や死因はまだ確定していないが、他殺の形跡はなく、ストリートチルドレンが寒さを避けるためにゴミ箱に入り込み、窒息死したものと見られている。 

続報が出ていまして。ゴミ箱の中で窒息って上からゴミに押しつぶされたの?!とか不思議に思っていたのですが、ゴミ箱の中で火を焚いての一酸化炭素中毒だったとのことです。ストリートチルドレン5人の年齢は7歳~13歳程度とのこと。

で、なんだか切なくなるのが上記レコードチャイナ記事にある、

目撃者によると、子どもたちはゴミ箱近くの工事現場に住み着いていたという。広告が書かれたプラスチックのシート、セメント、ベニヤ板など拾ってきた材料を組み合わせてテントを作っていた。ゴミ箱から拾ってきた、空気のぬけたボールで遊んでいた姿を見た近隣住民もいる。

というくだり。子どもたちがどんな生活していたのか、いろいろと想像できる一節です。ホームレスもストリートチルドレンも、あるいは冬場の寒さによる死も決して珍しい話ではないのですが、「ゴミ箱の中での死」という悲惨すぎるシチュエーションだけではなく、なんだかやたらとディティールが感情を刺激するニュースであり、中国でもかなり話題になっています。

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 コメント一覧 (1)

    • 1. マネ
    • 2012年11月21日 01:13
    • 家出児だそうです

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