中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。

2012年12月23日

2012年12月、河南省鄭州市の立体交差橋下に横断幕が出現。「寒くなりました。橋の下での野宿はよくないですよ。労働者の皆さん、もし助けが必要ならこちらに電話してください。豊産路街道弁事処」と書かれている。お金がなくて野宿するしかない、貧しい労働者を助けてくれる優しい気遣いに思えるが……。
実はこれまでまずしい労働者たちが野宿に使っていた橋の下のスペースに柵を付け、鉄条網を張り巡らしたことに対する言い訳的横断幕だったのでした。中国の街並みは年々美しくなっているが、その影でこうやって追い出されていく人がごっそりいるという……。
このあまりにあまりな仕打ちは話題となったようで、網易の記事には7000件を超えるコメントが書き込まれている。「柵や横断幕のお金はあっても人助けのお金はないのね」「本当に電話したら手助けしてもらえるのだろうか」などなど、しごくもっともな感想が書き込まれていた。
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