中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
■自作自演で映画化できますやん
年明け早々に広東省の政治協商会議委員に選ばれた周星馳(チャウ・シンチー)さんですが、その開会式を映画のプロモーションのためを理由に欠席、色んなところから大ブーイングを喰らった挙げ句、党からは「会期中に絶対に出てこい!」と命令され、現在マネージャーが涙目でスケジュールの調整をしている模様。
周星馳:
「そりゃ政協委員失格だと責められるのも当然だよ。第一に俺には経験がない。第二に俺自身、何ら貢献していないことをわかっている。だけど選ばれたのは名誉なことなんだから、まあやれるだけやってみるよ。」
(CNTV)
■火に油ですね
開会式を欠席して大批判を浴びた広東省政協・周星馳委員ですが、25日午前に開かれた会議に「いや~、タクシーが道間違えた上に、渋滞してましてね~」と40分遅刻して登場。午後は姿を見せず、そのままやっぱり映画のプロモーションのために台湾に行っちゃった模様。
(CNTV)
■終了のお知らせ
広東省政協会議の周星馳委員は、25日午前中の会議に遅刻して参加したのみで、それ以外は全部欠席したまま、全6日の会議は本日終了した模様(笑)
(新華網)
■もう怖いもんなしの南方報業系
「南方人物週刊」の公式微博は、そんな周星馳委員を自身が監督・主演したヒット作「少林足球」のいくつかのシーンとかぶらせてネタにしていた模様。
*こちらは「0061北京より愛をこめて!?」の1シーン。「国家がお前に任務を与えたんだ」と言われるシーン。
(大紀元)
■政協ネタその2 そこに王力宏はおらんぞ
王力宏とのゲイ疑惑が流れているピアニストの李雲迪(リー・ユンディ)も重慶市政協会議委員に選出されており、こっちは25日から開かれる会議に出席する模様。
(中国新聞網)
■政協ネタその3 開会前の写真バレ
若手人気俳優の王宝強も河北省政協委員になっていたようで、開会前に名札をバッチリ撮影されて、監視ターゲットとされている模様。ちなみに昨年より地元・邢台市の政協委員として活動していたようです。
(多維新聞)
■狼がきたぞ
香港の大公報が、25日に「薄煕来の裁判が28日に貴州省の貴陽中級人民法院で開かれる予定」と予告した模様。
(BBC中文版)
■文句は全て大公報に
「薄煕来の裁判が28日から貴陽で行われるぞ!」と大公報に報じられた貴陽中級人民法院には当日国内外のマスコミが殺到。大混雑のまま「そんな予定入ってませんわ!」と副院長が切れ気味に否定した模様。
(21CN)
■逆に信用できない
薄煕来裁判の件で大公報の誤報に踊らされた国内外マスコミですが、今度は「環球時報」の英文版に「薄煕来さんの裁判はね、多分両会が終わった後になると思うんだ。」という記事があるのを見つけて懊悩している模様。
(BBC中文網)
■のぞみ自由席でやったらキレられますよ
もうすぐ春節ということで先週末から帰省ラッシュが始まっている中国ですが、帰省客でごったがえす北京西駅に、着ぐるみパンダが登場。そのまま群衆に混じって駅内に入り、北京西駅ー南昌駅のT145号に乗車。
中の人は女性で、女友達4名でチケットを購入、北京西駅から河北省保定までの1時間40分ちょっとを往復しただけの模様。
(新華網)
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*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2013年1月28日付記事を許可を得て転載したものです。