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2013年02月23日
中国が尖閣周辺にブイ設置 日本のEEZ アンテナ多数、潜水艦把握狙う
MSN産経、2013年2月22日午前1時37分
中国が沖縄県・尖閣諸島の周辺海域に「海上ブイ」を設置したことが21日、分かった。設置場所は排他的経済水域(EEZ)の境界線である「日中中間線」の日本側で、中国による構造物設置は国連海洋法条約と国内法に違反する。ブイには多数のアンテナが備えられており、音や海中データを収集・分析することで海上自衛隊の潜水艦の動向を把握する狙いがあるとみられる。
東シナ海中間線に中国ブイ
時事ドットコム、2013年2月22日
菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、東シナ海の日中中間線近くで、中国国家海洋局が設置したとみられる海上ブイが見つかったことを明らかにした。ブイがあるのは中間線から中国側に300メートル入った付近で、菅長官は「国際法上、特段問題があるわけではない」と説明。外交ルートを通じて中国側に設置目的の説明を求めていると述べた。
中国の海上ブイ設置 菅官房長官、外交ルートで説明要求
MSN産経、2013年2月22日午後2時15分菅氏によると、海上保安庁の巡視船が今月17日に排他的経済水域(EEZ)の境界線である「日中中間線」から中国側に300メートルの位置に、中国国家海洋局が設置したされるブイを確認した。菅氏は「常識的には気象観測などを行うものと推測されるが、外交ルートを通じてブイがどういうものか説明を求めている」と述べた。