中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2013年03月05日
■両会いろいろ
全人代と全国政協の同時期開催、いわゆる「両会」の季節となり、人民大会堂では準備に余念がない模様。
コップをただひたすら真っすぐ並べる役
コップをただひたすらタテにまっすぐ並べるグループ
(21CN)
■毎年恒例
毎年両会でおじいちゃんネタの提案をしている毛沢東の嫡孫・毛新宇閣下ですが、やっぱり今年も両会で提案するそうで、ネタは「環境汚染と淮河治水について」だそうです。ちなみに淮河治水がおじいちゃんネタになります。
(博訊網)
■女は化けるといいますが
毛沢東の嫡孫、毛新宇少将の令室・劉濱さんがスラッとした美人なのは知られていますが、最新の画像をみると、少しやりすぎの模様(笑)。
最新(雷峰記念映画試写会)の劉濱さん。
過去の劉濱さん
(華夏記者網)
■是非両会で提案して下さい
毎年色んな提議がなされる両会ですが、全国政協委員でもある脚本家の高満堂さんはインタビューで「最近の横店でロケしているのは9割が抗日モノ。オリジナルの脚本もないし、全部どっかで見たような話ばっかりだ。このままじゃ中国ドラマに先はなくなるよ」と、抗日英雄が三国無双みたく小日本鬼子をぶっ殺すだけの中国ドラマに警鐘を鳴らしている模様。
(中国新聞網)
■そんなん提案せんで下さい
政協委員でもある作家の趙麗宏は、莫言がノーベル文学賞を受賞したことを契機に「中国版ノーベル文学賞として「李白世界文学賞」を設立しよう!」と両会で提議する模様。アンタ孔子平和賞が海外でどんなネタ扱いされてるのかわかってんのか。
(南都網)
■姚明(笑)
3日に開会した全国政協会議での、注目を浴びている有名人たち。姚明、用意してもらった椅子が合ってない。。。
続けて姚明。隣のちっこいおっさんとの対比が素晴らしいカットです。
■会議に集中して下さい
李鵬の全身ブランドスーツ娘(李小琳)のカメラ目線。
■だから会議に(以下略)
李鵬全身ブランドスーツ娘は、こんな人ごみでもカメラ目線。
(鳳凰網)
■共産党員ですらない
"チャリティモンスター"として知られる実業家の陳光標さんは、こんな格好で両会に参加。
ってこいつ、政協委員でも何でもねえじゃねえか(怒)どうやら致公党(華僑系衛星政党)中央委員の身分で、13年連続傍聴だけしている模様。なおチャリティーモンスターの狂気に満ちた慈善活動はこちらで。
(正義網)
■ネットスラングから派生した新語
姚明さんと同じく全国政協委員に選ばれていた劉翔さんですが、アメリカで怪我の治療に専念しており両会には欠席が濃厚、ということで早速網上では、「醤油委員」「醤油代表」と批判の対象になっている模様。
なぜ醤油かというと、2009年、CCTVの街角インタビューを受けた人が「打醤油」(醤油を買いに来ただけやで~)と答え流行語となったため。いまだに使われている息の長い言葉となりましたが、何が原因で新語が生まれるかわかりませんね。
(RFI中文)
■まず一人
開幕前日の全人代ですが、張徳江が全人代常務主席団常務主席に選任。これで次の全人代委員長に決まりました。
(鳳凰網)
■無事でよかったですねえ
失脚の噂もあった李建国全人代副委員長ですが、全人代の実務責任者である大会秘書長に選任。
(鳳凰網)
■女性初らしいです
全人代に関する事項をメディア向けに発信する全人代報道官に、外交部副部長でもある傅莹女史が就任。
その彼女によると、17日には新しい国務院総理と副総理がメディアにお披露目されるとのこと。ちなみに総理は李克強がほぼ確定、副総理は序列順に張高麗、劉延東、汪洋、馬凱となる見込みです。
(鳳凰網)
■夫婦善哉
昨日全人代デビューした傅莹さんですが、彼女の青色のスーツと黒いネックレスは「彼女の銀髪によく似合うから」と旦那とともにコーディネートしたものだった模様。旦那の郝時遠は全国政協委員・中国社会科学院助理を務めており、ともに蒙古族とのこと。
郝時遠:「彼女にとっては、元々は外交が主な舞台ですが、全人代は中国の内政について話し合う場。知識がけして充分ではなかったため、報道官の仕事が決まってからずっと、彼女は寝る間を削って勉強していたんですよ。」
(多維新聞)
■ラストダンス
4日に開会した全人代初日に行われた、スタアによる最後の政府工作報告は約15000字、昨年より-3000字、2008年と比較すると1万字少なかった模様。なお要した時間は約100分。
(博訊網)
■14億総ズッコケ
春節以来続いている王力宏&リー・ユンディの愛憎劇ですが、イギリスの音楽評論家のノーマン・レブレヒトが記者から聞いた話として「リー・ユンディは2012年11月に妻と離婚している」と言及、中国では大騒ぎになっている模様。
なお、このユンディ離婚報道に対して事務所は「ヨーロッパ巡業の準備につき」ノーコメント、ユンディの師匠は「結婚なんてしてるはずもないし、離婚なんてなおさらじゃい」と否定している模様。
■いつまで通じると思うてんねんその王子様キャラ
今度はバツイチ疑惑のユンディですが、滞在先のロンドンで受けたインタビューで「成功とともに根も葉もない話が出回るのはわかっていたことだよ、フフフ」とスカした回答をしている模様。そんなんええから、ゲイかノンケかバツイチかだけ言うたらええねん。
(多維新聞)
■ワイの教育が間違っとるわけないやろ(by 横山やすし)
著名な軍属歌手・李双江の息子で一昨年前に暴行で逮捕された17歳の馬鹿息子(李天一)が、今度は集団で女性を強姦したとして逮捕された模様。三田佳子の息子から横山やすしの息子へグレードアップですな。
(鳳凰網)
■相変わらず動きの早い親父だな
前回の馬鹿息子暴行事件でもすぐさまお見舞いに行くなどして和解に持ち込んだ李双江ですが、今回も微博で「被害に遭った女性に北京のマンションと仕事の世話をすることで和解に成功、訴えを撤回させたらしい」という情報が出るなど、馬鹿息子のために駆けずり回っている模様。なお現時点で検察の正式発表はありません。
(21CN)
■中華ゴシップクオリティ
「女優の楊幂”っぽい女性”が、北京の最新式豊胸手術で有名な整形外科を訪れたらしいぞ!」というネタがゴシップ誌を賑わせている模様。
(多維新聞)
■どっちにしても問題アリ
網上で「2月30日生産」という、あり得ない蒙牛ヨーグルトのパッケージ画像が出回わりプチ騒動となったところ、蒙牛は「この商品はウチの正規商品じゃありません!」と回答した模様。
(京華網)
*本記事はブログ「The Useless Journal of CHINA」の2013年3月5日付記事を許可を得て転載したものです。