中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2013年03月09日
BBC:音楽はどうなるの?
RG:音楽はそのままだ、これまでに映画の中に何度音楽を持ち込んだか分からないぐらいだ。音楽は私の生活の一部だ。毎日1時間は親しんでる。
BBC:へえ~ 1時間も、他の人と一緒に?自分だけで?
RG:マーケットに関係なくだ。自分1人で、自分がやりたくてやってる(演奏してる)だけだ。
BBC:100台以上のギターを数年前に売りに出したと聞いたが?
RG:あの時には泣いたよ。
BBC:じゃ、どうして?
RG:泣かされたね。、、、、Is that clean next year?
BBC:売っちゃったんでしょ、100万ドル(約9400万円)程で売り払ったと聞いたわ。
RG:そうだ。そして、チベットのためにすぐ寄付した。
BBC:そのことについて聞きたいと思うわ。もう30~40年間その(チベット)のために働いて来られた。最近、ハリウッドやワシントンで中国の影響力が強まっていると思うが、それを減らしたいと思っているのか?
RG:そういうわけじゃない。理解可能な動きだと思う。これをバランスさせる道を創り出したいと思っているのだ。現実には中国も我々を必要としている、我々が中国を経済的に必要としていると同じようにだ。これ(経済関係)はもうシステム化されている。双方ともこれから抜けることはできない。しかし、これを人権への配慮と法治への配慮と結びつけて行わなければならないと思うのだ。関連付ける必要があると思う。
中国政府は、全てを別々にして、個別の事象として、それぞれの国と交渉することに非常に長け、巧妙だ。これに気を付けないといけない。
BBC:つまり、経済という力により人権問題が無視されてはいけないということなのか?
RG:もちろん(経済と人権・法治は)関係ある。このことに対しはっきりした態度を示すべきだというのだ。一方的にチベット側につけという事ではない。もちろん、中国側につくということでもない。中国人だって同じ問題を抱えているのだ。問題は中国政府がマフィアのように振る舞っているということなのだ。最悪の(悪魔的)状況だ。