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【写真・強制取り壊し】プロパンガスと火炎瓶で籠城する住民、人がいるビルをショベルカーで破壊―中国

2013年03月29日

■【写真・強制取り壊し】プロパンガスと火炎瓶で籠城する住民、人がいるビルをショベルカーで破壊―中国■
 


江西省南昌市の街中で、ビルの強制取り壊しが実施された。建物の中には解体に反対する人が立てこもり、プロパンガスや火炎瓶を準備したり、あるいは飛び降りようとする姿勢を見せて、抵抗している。網易の報道。

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*人がいるビルを取り壊すの図。

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*立てこもる住民を排除。

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*右側が抵抗する住民。なぜか左側の解体部隊の人が棒で攻撃しているように見える。

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*プロパンガスやレンガを投げ下ろす準備をする住民たち。ザ・籠城戦。

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*屋上でもプロパンガスを準備。瓶に見えるものは火炎瓶か。旗は我らが五星紅旗。国家の正義に期待して国旗を掲げたり国家を歌ったりというのも定番。

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*屋上を見ると、太陽熱温水器が多い。太陽エネルギー利用世界一の国・中国。

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*隣には営業中のデパート。こんな目につくところで強硬取り壊しをしたので全国的なニュースに。しかしすさまじいほこりがでるだけにデパートにとってはえらい営業妨害である。

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*ぐっと来る写真。下の壁に書かれているスローガンは「エコの台頭」。カメラマンのナイスな構図。


一目がつく街中で真っ昼間から解体を強行することはまれ。多くの写真が撮影されたほか、SNSには現場に居合わせた人の書き込みもある。ただ残念ながら最終的にどうなったかはわからない。立てこもった住民が排除され、解体が終了したのか。はたまたある程度まで壊したところで水入りになったのか。これだけ目立つと世論の批判から解体側がお叱りを喰らうというパターンもありそうだが。

ちなみにこういう壊し方をすると大量のほこりがでて大気汚染の原因ともなる。上海万博前、あちらこちらで工事が進む街のほこりっぽさは異常だったことを覚えている。

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