■CICが中国ソーシャルメディア業界の俯瞰に最適な『中国ソーシャルメディア構造図 2013』を公開■
CICが
昨年に引き続き今年も中国ソーシャルメディア業界を俯瞰するのに最適な『中国ソーシャルメディア構造図2013』を公開しました。
英語版の図もあります。
昨年は22分類だったのですが、今年は2分類が消滅、4分類が増加。都合2分類が増えて24分類に分かれて紹介されています。今年追加されたのは『モバイルソーシャル(移动社交)』と『画像共有(图片共享)』、『ソーシャルテレビ』、『ソーシャル検索』の4つです。
その新しく追加されたモバイルソーシャルには微信(WeChat)などが分類されているんですが、QQやMSNなどは変わらずインスタントメッセンジャーと別に分類されているのは特徴的です。同分類でも良いような気もするのですが、微信(WeChat)にあるソーシャル機能などが重視された結果でしょうか。
同ツールの有用な点の1つとして内側の円には同分類に属する海外の代表的なサービスが掲載されているところがありますが、先の画像共有のところにはInstagramがあり、中国にも推图(Tuitu)など類似サービスがそこそこあることがうかがえます。
そしてソーシャルテレビには新浪微博が提供している『微电视』などがあり、ソーシャル検索には『云云搜索(Yunyun検索)』があるのですが、アップルのSiriやマイクロソフトのBingなども外側の円(つまり中国のサービス)として分類されているなど、気になる点も。
そして、昨年同様に2008年版からの変遷も公開されていました。
最新版と見比べながら中国ソーシャルメディア業界の発展を見ていく、というのも面白い観点かも知れませんね。
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