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「ネット通販を始めたきっかけって何よ?」中国人オタクの告白(百元)

2013年04月20日

■中国オタク的「ネット通販に踏み切ったきっかけのアイテム」■

TA-11 5メートルの高さまで届く 高枝切りハサミ

■通販で何を買う?

ありがたいことに「中国オタクの人達は通販でどんなものを買っているんですか?なんとなく想像できるような気もしますが、具体的な所を知りたいです」という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

ご存じの方もいるかと思いますが、現在の中国ではネット通販が非常に大きな存在となっています。一説によれば中国で通販が一般に急速に浸透したのは2003年のSARSの流行で屋外に出られない状態になってしまったというのがきっかけだとも言われていますね。

どちらにしろ、中国は地方ごとに経済状況や店舗の状況も違いますから、欲しいものがネットで注文できるというのは非常に便利ですし、コレクションの関係するオタク分野でも重宝されているようです。

とりあえず中国のソッチ系の掲示版をまわって「通販を使ったきっかけ」についてのやり取りを集めてみましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


■中国人オタクの告白

もうネット通販とかありふれた手段になっちゃってるけど、使う前はちょっとした抵抗があったと思う。そこで聞きたいんだが、みんなのネット通販に踏み切ったきっかけのアイテムって何だった?ちょっと語ってみない?
ちなみに自分は海外ネトゲ用のwebマネーカード。

私はコスプレ衣装だったかな。
近くにはそういう店がないから、ダメ元でネット通販に走った。で、自分の想像よりも良いのが来たんでそのままネット通販を活用。失敗やヘンな業者に当たるときもあるが、普通に便利だよね。

ネットでのチケット予約とかで慣れていたんで、通販にはそんなに抵抗なかったな。
最初に勝ったのはたぶん本だったと思うが、いまいちハッキリしない。

初めて使った時は支払いが郵便局まで行って振込だったから、あんまりネット通販の便利さってのはなかったな。カード使うようになってからは便利さを実感しているが。
ちなみに最初に買ったのはオタクグッズのキャラ財布。

私も通販のきっかけはオタクグッズ。買ったのは抱き枕だ!

私は文房具関係をわりとよく買うね。最初に買ったのは確かステッドラーのペンだったかな?

私もネトゲ用のwebマネーカードだね。たぶんコレがきっかけって人多いんじゃないかな。ネトゲ用のカードとか、通販で買うと安いし。

ネトゲカードはネット通販だと割引しているしね。私も通販のきっかけはなんかのゲームのカードだった記憶が。

オナホを……買いました。
店に行って買う勇気が無くて……

私はコスパのTシャツだったね。店頭の品揃えが良い店なんて近くに無いんだよ!!

平凡な話だが、携帯のプリペイドカード。失敗してもそんなに痛手じゃないし、ちょっと試してみようと思って。

簡体字版「涼宮ハルヒの憂鬱」のセット!
コレクション目的でセット購入特典にひかれたのが私の通販を使うきっかけだ!

自分はタバコ吸わないけど、あるジッポーのケースデザインが滅茶苦茶カッコイイと思って注文したのが最初。今思えば、中二病だったんだろうなぁ

うーむ……しょっちゅう使っているから、最初の事とか思い出せない。
時期的にたぶんCDかねんどろいどだったと思うんだけど……

私は綺麗な正規版のCDが確実に欲しかったんで、通販使ったのが最初だね。

家具と絨毯。買って運んでくるのがめんどくさい商品の通販はやはり便利だ。

ウチの国の大学生の環境で良い感じに音楽を聴くためには良いヘッドホンが必須、ということでヘッドホンを通販で購入した。
店にはおいてないけど、ネットでは見つけられるっていうのはありがたいね

ああ、そうそう。私もヘッドホンだ。
情報を仕入れて欲しいヘッドホンを探していくと、結局通販でということになっちゃうんだよね。店頭だと無かったり、高かったり、取り寄せだったりするんでじゃあ通販でということにした。

本だね。店頭で見つからないから通販で買った。あんまり抵抗無く使って、そのまま今でも愛用。

ラノベと漫画。
俺の住んでいる所の店は品揃えが悪い、というかそもそも置いていなかったりするのでオタク関係は通販一択。

あと原書とかも通販が特に便利だよね。本屋の店頭では欲しい本はなかなかないし、別に安いわけでもない。
ちなみに自分の最初の通販は日本の同人誌だ。これはもう通販でしか手に入らないから、迷わず使った。

フィギュアを買いました……
アニメ見てテンションが上がりまくって、その勢いで買ってしまいました……

私は抱き枕だけは通販を利用している。
オタクグッズは実際に目で見て状態を確認したいし、問題が有ったら交換するために現実の店で買うようにしているんだが、これだけは店で買うのが恥ずかしくてなぁ。

とまぁ、こんな感じで。


■普通になってしまった中国の通販

やはり中国オタクの面々にとっても通販で重宝する要素に関しては日本と同じような所があるようですが、中には中国独自の事情というのも見て取れますね。

現在の中国の通販は、昔に比べて大手が入って来て便利になってはいるものの、カオスで何かヘンな出物があるといったことはどんどん少なくなっているようです。

オタク関係でもその辺りに関しては変わらず、「今は便利で安全になっているけど、昔のように掘り出し物を見つけられるということはかなり少なくなった」なんて話も聞きますね。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


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*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2013年3月29日付記事を、許可を得て転載したものです。

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