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2013年05月23日
網易の写真特集ページ・看客が「開光大吉」という宗教ビジネス特集を組んでいる。開光とはもともと仏像の開眼供養の意味だが、現在では仏教に限らずさまざまな宗教で、なんらかの物品に“霊性”をもたらす……というか、縁起をよくする祈祷という意味で使われている。
*原義の意味での開光。2005年4月、海南省三亜市の南山海上観音の開眼供養。全高108メートル。
*マンションの開光に向かうお坊様たち。まあ、日本にも地鎮祭とかあるし、そんな不思議な話ではないのか?
*今、この車をお買い求めになると開光ついてきます!うーむ、これは……。
*2007年、中国の電話会社、中国聯通が156から始まる電話番号の運用をスタート。というわけで、156から始まる番号すべてを開光しときました!無理やり日本に例えるならば、「070番号全部、祝福しときましたぜ!」みたいな感じ。
*今、中国建設銀行のクレカを申し込むと、高僧が開光したクレジットカードがもらえるっ!なおこのクレカには毎年一定額をお寺に奉納できるステキな新機能も搭載されています。2010年、深圳。
*ちょっと趣旨がずれているけど面白い写真。2006年、遼寧省撫順市の道観(道教のお寺)落成式。準備をする道士たちとコンパニオン……ってコンパニオン?!なんかテープカットするのに必要だったらしいですよ。スリットの深さがちょっと浅めになっているのが宗教的ほにゃらら、なのかもしれません。
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