中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
自分の趣味や好きな作品に関する話題が予想もしない所で目に付いたり、予想もしない所から聞こえてくると、少々むず痒い気分になったり口を挟みたくなってしまうことはないでしょうか。そういった経験は中国オタクの面々にもあるようで、先日中国のソッチ系のサイトを巡回していた所「予想もしない人がオタク趣味を持っているのを発見したり、オタクな話題を急にふられたらどうする?」といったことに関するやり取りを見かけました。
そんな訳で今回はその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
■中国人オタクの困惑
最近、オタクなんて全く関係ないだろうと思っていた同僚が突然オタクな話を始めたんだが、私は困惑したし、とっさに反応できず、曖昧な態度で終わってしまった。そこで聞きたいんだが、みんなはこういう予想もしない人間がオタク趣味だったり、オタクな話をはじめたらどうする?
その迷いについては私も分かる。私も突然ボカロの曲が流れてきたり、ボカロ曲の話題をするクラスメートにぶつかって対応に迷ったことがある。
最近だとあれだな。「進撃の巨人」関係でそういうのが結構ある。あの作品は本当にそこら中に広まっているが、この間なんて職場の女の子が普通に話題にしていた。しかし自分は話題に加わるべきかそれともスルーするか迷って、スルーする方を選んでしまった……
ネットでのやり取りや、学生の仲間同士だったら普通に対応して盛り上がれるけど、仕事関係だと分からない所もあるね。ただ、自分の場合は同好の士を見つけてテンションが上がってしまうと思う。
私は職場の同僚の携帯の待ち受けが「俺妹」だったのがちらっと目に入って固まった覚えがあるわ。
「進撃の巨人」をスゴイ作品だと話題にして騒いでいるヤツに対して、その後の展開をネタバレしたら怒られた。「お前もオタクやるならこれは把握しておけよ」とか言われてムッとしたからなんだがら、我ながらちょっと失敗した。
話題にするのは問題ないんだ。問題はどこまでの深さにするかだ!
「進撃の巨人」はストーリー、キャラ、作画、伏線と人によって注目している部分や深さが違うからうっかり喋り過ぎてしまう可能性はあるよな。まぁそれだけスゴイ作品ってことなんだろうが。
ボカロ、初音ミクなんかはそういった面では楽だよね。どちらにしろ、私は自分の興味のある話題だったら普通に話をしにいくね。
「進撃の巨人」ってアニメが始まる前まではほぼマニアしか知らない状態だったんだが、気が付いたらもうみんな見てるし、ネットでも話題になりまくってる。おかげで話題にし易い、話に入り易いで重宝しているけど、ネタバレし過ぎないように気を使っている。
オタクな話題はできるけど、リア充で社交的にできるとは限らない。自分は基本的にスルー、話題になったらちょっと合わせるくらいだね。
オタクな話題が意外な所から出ている場合、話に混じりにいくべきか、それともスルーするべきかっていうのが重要な問題だよね。
ああ、これ私も聞きたい。オフィスで別の部署から突然ボカロ曲が流れてきたりするんだが、気になって気になって……それを確かめに行くべきか、確かめに行く場合どこまで動くのかで迷っている。
中途半端な理解度の話が聞こえてくると、ツッコミを入れてしまいそうになる。かと言って、マニアックな考察とかを話し出すとひかれそうだし、理解してもらえるのか分からないし……
萌え系だったら、普通にヒロイン談義に発展させるといいぞ。相手の好みを否定せずに話を「聞く」だけで結構盛り上がれるし、友好関係を築ける。いいか、まずは「聞く」のを重視するんだぞ。
場所によって使い分け位はしている。大学にいたときは普通に晒してネタにしていたが、仕事やっている時は積極的に表に出すことは無いかな。隠してもいないし、面白い作品については話題にしたりはするけど。ただ、自分の場合仕事の場所でうっかりそういうのが出てしまった場合、ネタにしてくれた方が助かるな!
話している人達との距離にもよるかね。話しかけられるような状態だったら、話題に加わってしまうかも。
壁紙や待ち受け程度なら過剰反応しないでもいいと思うぞ。放っておいてやれ。
私は携帯の着メロや待ち受け画像とか、ほぼ全部オタク趣味に染まっているが気にしたことは無い。どうせ分かる人いないし……と思っていたが、ここを読んでいて実はわかる人間がいる可能性もあると今更ながらに気付いたが……まぁ、いいや!
話したければ話す、でいいんじゃないかな。同好の士が見つけられるわけだし。しかし問題は、相手の趣味が自分にとっては受け入れられないジャンル、或いはキャラの時だ!
私は全部スルーしているよ。そういうのを表に出すのは趣味じゃないし。
でも、スルーしきれなくなる時ってないか?微妙に間違った理解をしているケースとか。例えば「エヴァ」や「進撃の巨人」といった作品の設定に関して間違った理解をしていたり、それを広めようとしていたら、ついツッコミを入れたくなってしまわないか?
オタクにハマったタイミングや、周囲との関係次第でそういう話題に対できるかは変わるんじゃないかな。大学でそういった交友関係を持っていた人なんかはオタク趣味を晒すのに抵抗ないし、ネタにするのが上手いように思う。
オタク趣味をうまくオープンにできる、或いはライトな層にもきちんと合わせて楽しめるヤツには少し憧れてしまう。私は以前同僚のデスクトップ画像が萌え画像だったときに自分の趣味を隠して「なんか気持ち悪いデスクトップだなー」と言ってしまったんだが、それに対して爽やかに「俺はこれ、好きなんだよ!興味があったら見て見ないかい?」と言われて、負けたと感じた。
でも、突然オタクな話が聞こえてくる或いは話をふられるとかでも、いきなりエロアニメ再生中のルームメイトに遭遇とかよりはマシ。あれは本当に対応に困ったわ。