中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
Fish head curry on banana leaf / pelican
もう1ヶ月近く前になるが、日本テレビ系の「月曜から夜ふかし」という番組でインド特集をしていた。西葛西やカレー、ITなどというお決まりの話題の中で、面白かったのがインド人の見分け方というテーマだ。これはインドレストランなのに働いている人が必ずしもインド人でなく、ネパール人だったりすることから出てきた話題だった。あるある!と思ったものが多かったのでここでご紹介しよう。
(1)インド人はペットボトルに直接口をつけて飲まない。 これは私も旅行中に不思議だったことの一つだ。500MLだろうが1Lだろうが、うまく空中から流し込む。私もマネをしてみたが、こぼしてしまったりむせそうになったりなかなかうまくいかなかった。
(2)指の関節を使って片手で15まで数える これは知っていた。ちなみに物の大きさを表す場合、日本人は前にならえをするように両掌の距離で計るが、とあるインド人は手首からひじまでの距離で表そうとしていた。彼が特別かどうかはわからない。
(3)寒い時に耳の穴に綿を詰める これは知らなかった。今度寒い地方に行くことがあったら注意して見てみよう。
(4)YESのクビの使い方ちょっとインドを知っている人にとってはもはや常識。一瞬とまどうが、慣れれば問題ない。大人は1回傾けるだけのことが多いが、首の関節が柔らかい子供などは左右にふるふるとバネが入っているように何回もゆらしたりする。
(5)舌をそうじするのにステンレスっぽい器具を使う 知らなかった。マーケットで歯ブラシのそばに売られていたりするのだろうか?ちなみに楊枝を使っていたら日本人確定なのだろうか。
この他に私が思いついたもの
・ごつい指輪をしている。
・あまりにこにこしない。
う~ん、いまいちだなあ。
ちなみにネパール人が経営しているインドレストランの見分け方は店名に「インド・ネパール料理」となっている、ネパールの国旗が掲げてある、店内にヒマラヤの写真が飾ってある、メニューにモモがある……など。
でもコックさんはインド人であることも多く、ネパール経営だからどうこういうことではない……とは番組でも言っていた。
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*本記事はブログ「インド映画通信」の2012年7月8日付記事を許可を得て転載したものです。