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少年ジャンプが中国語圏向けマンガ賞、盛り上がる中国人オタク(百元)

2013年09月28日

■中国オタク「ジャンプの新しい漫画賞、中国語圏作家向けの賞が専門にあるぞ!?」■


■少年ジャンプが世界的マンガ賞を開催

少年ジャンプが世界を対象にして募集する漫画賞SHONEN JUMP MANGA COMPETITION(公式サイト)を開催するそうですが、中国語圏部門での「中国語人気TOP賞」というのもあるようです。

20130928_写真_中国_マンガ_

ありがたいことにこの件に関して「中国オタクの反応はどうなのか?」という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

中国では過去に集英社協賛での新人漫画賞なども行われていますが、今回は少年ジャンプでの漫画賞ということでちょっとした話題になっているようです。とりあえず、以下に中国のソッチ系のサイト等で見かけたこの辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


■中国人オタクの反応

少年ジャンプの45周年記念漫画賞が中国からも作家を募集しているぞ!「バクマン。」みたいな漫画家と展開がウチの国から出る可能性が……!?

おお……マジでジャンプの新しい漫画賞、中国語圏作家向けの賞が専門にあるぞ!?

なんかちょっと感動した。俺とは関係ない話だけど気になる話ではあるね。

え?10月1日締め切り?今9月中旬に入りそうな時期の発表で?応募の締め切りが早過ぎないか?

ネット投稿可能だけど、時間が無い気はするな。ページ数は15P,19P,31P,45Pか。

バクマンか……じゃあここは王道ではなく邪道な漫画をだな。

以前噂に聞いたことがあるが、本当の話だったのか……

国内では先が見えている、というか発展のしようが無いから自信のある人間にとっては良い話かもしれないね。もしかしたらテレビアニメ化まで行っちゃったり……なんて夢もあるし。

大陸だけでなく、香港や台湾からも来るよな……何気に競争率高いんじゃないか?

なんかスゴイ企画だな。漫画描けない自分には関係ないけど、どんな作品が受賞するのかは気になるわ。

賞金を人民元に換算するとたった3万元程度じゃないか。明らかにウチの国の漫画家を搾取しに来ているのに、なんで外国まで騙されに行くんだよ……

1位でたった3万元って少ないな。夢とプライドを金銭に換算するのを否定はしないが、それでもねぇ。こんな目が出るかどうかわからない機会のために苦しみたがるヤツって……しかも仮に賞を取れても今度は市場でもみくちゃになる。バカな連中はそれが分からないんだろうな。

漫画家に限らず搾取されるのが分かっているはずなのについ釣られてしまうのが毎回出る。そもそも国外市場を開拓して更に国外の作品で自国の市場まで活性化させようとするなんて、ムシが良すぎる話だ。応募しようとする人間はもうちょっと自分のやっていることと将来を考えた方が良い。

そこまでヒドイ話ではないだろうけど、盲目的に賞をありがたがるのは問題だ。ジャンプって「進撃の巨人」を門前払いする所だし。そもそも本当の人気作品ってのは自然と爆発するもんだ。大企業に作品を渡して台無しにされたり、「工業規格」に沿った作品にされちゃったらどうすんだよ。

ジャンプが嫌ならマガジンに投稿してみりゃいいんじゃね?どっちにしろ中国語漫画でそのまま投稿できて専門の審査が入る、受賞できればジャンプに掲載されるのは確定ってのは大きい。多くの人間は上に行くための機会の入場券を求める方法さえ無い或いは分からない状態なんだから。

しかし、実際どれくらいの漫画家がこれに挑戦するんだろう?ウチの国の漫画家の作品が日本でテレビアニメ化される未来が来たりするんだろうか?

国内の漫画家の人材は多いと思うが、彼らの将来の見通しが良いとは言えない。これは面白い機会だと思う。

でも……審査する人間が中国語分かるの?そこが疑問なんだが。

中国語部門が専門であるのに審査員が分からないわけないだろ!てかちょっと見落としているヤツいるが、これ「中国語圏」だぞ。恐らく香港や台湾の漫画家とも競争になる……!!

それはちと厳しいかもしれんな。ウチの国のレベルだと、コマ割やカットの時点でなんか微妙なことになっていそうな気もする。


私はそれでも参加したい。学校始まっちゃったし今回は間に合わないけど、定期的にこういう賞やってくれないかな。

しかし中国語が分からない心配はないけど、審査員の好みが「少年ジャンプ系」ということは考えられるね。この賞で求められている作品から外れていて不利な作品ってのは出そうだ。とは言え、以前の傾向がわかるわけではないしそこまで考えての投稿は難しいが。

でもpixivでウケている絵師とか、フォーラムに作品投稿している人とか、普通にいけると思う。これはやる気の出る情報だよなぁ。

私も一つ投稿してみるか……自信は無いが、まずはやってみたい。「バクマン。」を読んでテンション上がって一時期作品を描きまくっていた。その後は特に何もなく漫画から離れてしまったが、良い機会だと思う。

私は仰ぎ見ることしかできないが、国内の漫画家を応援しているぞ!

何はともあれ、国内の漫画家からも受賞者が出て欲しいもんだね。

ウチの国出身の漫画家が受賞して、その後アニメ化、そしてウチの国のテレビ局に番組が売られて、修正が入りまくってガックリ来る……という所まで想像して、あまりにも気が早すぎる自分に気が付いた。何はともあれウチの国の漫画家の方々の活躍に期待だ!

とまぁ、こんな感じで。


■中国のマンガ事情

少年ジャンプの賞、しかも中国語圏専門の部門があるというのはちょっとした衝撃のようでした。

ただ中国では「漫画を学ぶ環境」「漫画の描き方について語り合える環境」に出会える機会が少なく、また同人界隈を見ても漫画を描く人は少数派ですから、中国語圏の香港や台湾と競争となった場合なかなかに厳しいようにも感じられます。(同人漫画は割高感があってカラーイラストや同人グッズに比べて需要が無いのと、手間がかかるのでやりたがる人が少ないそうです)

しかしなんだかんだで漫画を読んでいる人間は多いですし、web漫画サイトも昔に比べて盛り上がるようになっています。また最近では日本で商業連載をしている中国出身の漫画家も出ています。

先日出たドラゴンエイジ10月号で連載が始まった「10番ローラン」(中国語原題は「10号露蘭」、元の中国語版はコチラのサイトで第1話が見れるようです)も中国で人気の作品ですね。

そんな訳で、中国本土からも面白い才能を持った漫画家が出てくる可能性は十分にあるんじゃないかなーとも思ってしまいますね。とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

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*本記事はブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の2013年9月15日付記事を、許可を得て転載したものです。

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