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2013年11月26日
ツイッターを眺めていたら、中国のショップで天才的な格安空気清浄機を売っているお店があったのでご紹介。お値段はたったの200元(約3200円)。
普通の扇風機のカバーを外して、
フィルターをくくりつけるだけ!!!
あとは扇風機を回し続けておけば、PM2.5の粒子がフィルターに吹き付けられて回収されるという仕組みとなっている。ちゃんとした製品の空気清浄機だと99.9%除去などといううたい文句なので性能には差があるが、10分の1以下のお値段でそれなりの効果があがると考えたらこれはなかなかの優れものかもしれない。
開発者が13.5平米の自室で試したところによると、当初は300マイクログラム・立方メートルあったPM2.5濃度がちゃんと10分の1以下になったという。
あまりにもダサい外見だが、その発想力とコストパフォーマンスの高さにぐっと来る一品ではないだろうか。我が家もほこり対策で導入してもいいかも……と購買意欲をくすぐられたのであった。
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つまり市販の空気清浄機を買っている我々は、のこり9%の部分に随分お金を使っているということに?