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2014年03月01日
人民日報社が運営するSNS、人民微博が「打鬼子」という名のミニゲームをリリースした。A級戦犯のイラストが書かれた的をねらって射撃するという内容だ。日本人と戦うゲームなど別に珍しくもないが、天下の人民日報社様が出したとなると穏やかではない。
先日、軍事評論家の羅援退役少将が「ひざまずく戦犯像」を作り南京虐殺記念館に寄贈しようと提言。政策資金を集めるべく芸術品オークションまで行われたという(レコードチャイナ)。杭州市岳王廟の秦檜夫婦の像をイメージしたもので、つばをはきかけたりと“全力で死者に鞭打つ”ことを視野に入れたもの。今回の打鬼子ゲームはその電子版と言えるかもしれない。
ちなみに人民微博は時々この手のつまらないミニゲームをリリースしている。以前に公開されたのは汚職官僚もぐら叩き。ゲームシステムは昔からよくあるものでも話題になりそうなネタと組み合わせればアクセスは稼げるという割り切りなのかもしれない。
目論見通り、このゲームはそこそこの話題となり、中国メディアも日本メディアも取り上げている。中国ネットユーザーからは賛否両論さまざまな反応があるが、一つだけちょっぴり面白かった反応を紹介しておこう。
「このゲームさ、いやね、別にいいんだけどさ。なんだか面と向かって文句を言えないから、部屋に戻った後に人形を袋だたきにして鬱憤晴らしているようにしか思えないんだが……」
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中国や韓国さ。君ら、うちらが上って言って、大日本帝国は!!って恨み節して、国民にやらせているけど。
君ら直接対決では負けたんだよ
10分の1以外の大日本帝国に
それを本人らが死んで何十年も経った後に、ちくしょうって文句言っても
仮に日本に戦争を仕掛けて勝てたとしても、勝手当たり前なんだよ
数的に、それは今も昔も
その恥を隠したいために、日本人を叩く行為は、そんな連中にすら中国は勝てなかったと、大きな声で騒いでいるの自覚してる?